ども、Amazonさんには大変お世話になっている岡田達也です。

 

 

 

 

 

昨日のつづき。

 

 

 *

 

 

僕が実家に戻ってきた2018年

 

父・隆夫さん(86)がテレビを観るときのボリュームは「35」くらいだった。

 

(ちなみに我が家のテレビはパナソニック製です)


 

それでも僕には十分大きく感じられていたけど

 

まぁ、そこはテレビを楽しみにしている父のためにもガマンのしどころだと思っていた。

 

 

1年後。

 

ボリュームのアベレージは「40」になっていた。

 

 

2年後

 

「45」まで上がった。

 

 

そして先日

 

仕事から帰宅してみると

 

玄関を入る手前から、テレビの爆音が聞こえてきた。

 

 

轟いているではないか

 

相撲中継の音声が

 

鳥取市内の田舎町に

 

 

……ここは国技館か?

 

 

僕は慌てて中に入り、ボリュームをチェックしてみた。

 

「50」

 

 

き、

 

き、

 

記録更新しているじゃね~かっ!

 

 

不安がよぎった。

 

仮にだ、

 

1年で「5」ずつ上がっていくと仮定すると

 

あと10年で「100」に到達する計算になる。

 

 

父が10年生きる保証はどこにもないが

 

10年以内に亡くなるという保証もない。

 

人の寿命など誰にもわからないのだから。

 

もしも、

 

叔母・多鶴子さんが“とある薬”を用意できたなら、

 

隆夫さんの寿命は作為的にコントロールされる可能性はある。

 

が、今は「コロナの影響で薬剤が手に入らない」そうなので、

 

現実的には難しいと思われる。

 

 

隆夫さんにはちょうど良い音量。

 

だけど僕には、『We Will Rock You』をライブ会場で聴いてるような音圧。

 

……なぜ自宅でストンプせにゃならんのだ?

 

 

僕は、隆夫さんが見てないうちに、そっと「45」まで下げた。

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

追伸

 

 

明後日、配信テストをやります!

 

もしも「参加したいけど機器に自信が無くて……」という方にも安心して参加いただけるようにいたしますので、お気軽にお問い合わせください。