ども、悪夢にまみれる岡田達也です。

 

 

 

 

 

この日記を読んでくださっている

 

心優しいみなさんに甘えるようで申し訳ないが

 

昨夜の私の夢の中身を聞いてほしい。

 

 

誰かに話さなければ、心落ち着かないのだ。

 

 

 *

 

 

夜中

 

気持ち良く眠っている最中に

 

我が家の1階から「バンッ!」という爆発音が聞こえてきた。

 

僕は驚いて目を覚まし、慌てて階段を駆け下り、台所に駆け付けた。

 

 

するとーー

 

父・隆夫さん(86)が

 

扉が開いた電子レンジの前で

 

全身、溶けた餅にまみれて立っているではないか!

 

 

ホラーを通り越している。

 

 

僕は震える声で尋ねた。

 

「……な、何してるの?」

 

「餅をなぁ、焼こうかと思ったけどな、夜中だしなぁ、ストーブじゃなくて電子レンジで作ろうかと思っただが」

 

「……そこは電子レンジじゃなくて、オーブントースターだろ?」

 

「でもなぁ、20個くらい食べたかったけなぁ。一度に20個はオーブンに入らんが。だけぇ、電子レンジに全部入れて温めてみたら、餅が爆発した」

 

「……」

 

 

 *

 

 

夢はここで終わった。

 

終わってくれて良かった。

 

もしもこの悪夢がもっと続いていたら、きっと恐ろしい結末を迎えていたにちがいない。

 

いや、

 

これだけでも十分恐ろしかったけど。

 

 

……もしかして

 

僕は病んでるのだろうか?

 

石油ストーブを出すことに疲れたのだろうか?

 

父の餅の好きさ加減に呆れているのだろうか?

 

とにかく

 

何かに追い詰められているような気がしてならない。

 

 

 *

 

 

毎日、夢を見るし

 

内容をほぼ記憶している人間だ。

 

だけど

 

幸せな夢というのをほとんど見ない。

 

 

どうすれば心地良い夢をみることができるのでしょう?

 

どなたかご存じの方、教えてください。

 

心地良い夢を見られなくとも

 

せめて

 

餅にまみれた父が登場しないようにする方法がわかれば幸いです。

 

 

 

それにしてもーー

 

86歳でガンガンお餅を食べられるって

 

我が父ながらすごいと思う。

 

自分はああはなれないだろうなぁ。

 

 

 

 

 

では、また。