ども、誰かに人生をガイドしてもらいたい岡田達也です。
熱心に、というほどではないが
パラリンピックをチラホラ見ている。
それぞれのハンディキャップに合わせて作られた競技というのが想像以上にあって
テレビを見ながら
「えっ! こんな種目あったの?」
と驚かされたり、感心させられたりしている。
世の中には、自分の知らない面白いスポーツがまだまだあるらしい。
*
という前置きだけど
今日書きたいのは初めて知った競技の話じゃなくて
陸上競技のトラックレースで
視覚障害の選手と一緒に走っているガイドランナー(伴走者)さんってすごいなぁ
と、見るたびに思うって話。
走者の目となって走る人たち
いや、ホント、
あれ、すごいって思いません?
誰が何と言おうと僕は思うわけですよ
(誰も何も言ってね~よ)
そもそも
「選手より遅くて足を引っ張る」
なんてわけにはいかないんだから
ランナーと同じか
それ以上のスピードを持ってないと成立しないわけだし
それだけでも十分に鍛え上げられてることがわかるけど
コース取りなど
レースを行うにあたって絶対に不可欠な声掛けも担うわけだし
(あれ、誘導はOKで、戦術に関するアドバイスはNGだそうです)
さらに
走りながら選手を励ましてるっていうから頭が下がる。
僕がジョギングしているときなど
「老人の散歩か?」ってくらいのスローペースでしか走っていないにも関わらず
しゃべるなんてもってのほかで
規則的に呼吸をしていないとすぐにアップアップしてしまう。
おそらく、それは僕に限らずだと思うけど
普通の人にとって
「走りながらしゃべる」という行為は
心肺機能にかなり大きな負荷になるからキツイはずだ。
ランナーと同等のスピードを持ち
ランナーの目となり
ランナーの頭脳となり
わずか50㎝の紐で結ばれ
一緒にゴールを目指す
お互いに
どれだけの信頼感を持てば
そんなことができるんだろう?
……って、いつも感心させられる。
仮にメダルが取れたとしても
ガイドランナーは名前すら呼ばれることは無いんだけど
ゴールしたあとの表情を見ていると
「そこじゃないんだなぁ」ってことも伝わる。
僕のような
「なんでも自分の手柄にしたがるゲスな人間」は
まずは精神的な部分を叩き直してからでないと
生涯、ガイドランナーなど務まらないだろう。
選手もがんばれ!だけど
サポートする人たちもがんばれ!って思える気持ち良さ
パラリンピック、面白いっす
あとはおまえもがんばれよ
……はい
では、また。
追伸
明後日(9月3日)の日記はお休みします。