ども、ラジを体操第二をやれる自信がない岡田達也です。

 

 

 

 

 

今日の鳥取の予想最高気温は35℃。

 

 

……おいおい

 

……暑すぎるよ

 

 

いつからこんな世の中になっちまったんだ?

 

僕が子供の頃は

 

「おおっ、すげー! 気温30℃だって! 今日は真夏日だ!」

 

っていう日が月に何日かあるくらいだったのに

 

今は30℃を下回る日の方が少ないのが当たり前の夏になってる。

 

 

こと、気温や積雪量に関しては、本当に変わったなぁと感じる。

 

 

 *

 

 

で。

 

今はどうなってるのか知らないけど

 

僕が子供の頃は

 

毎朝ラジオ体操をするのが夏休み中の子供たちの日課だった。

 

 

みんなが、ハガキ大の、出席カードのようなものを持って公園に集まり

 

体操が終わるとリーダーがハンコを押してくれる。

 

(……これは全国共通ですよね? 違うのかな?)

 

 

実は

 

僕も6年生のとき

 

このハンコ係に任命された。

 

お恥ずかしい話

 

学校なのか、町内会なのか?

 

誰に頼まれたのかがまったく思い出せないけど

 

とにかく毎朝

 

『岡田』と書かれたシャチハタを持って公園に行っていた。

 

 

お盆だったと思う。

 

母親の実家に行くことになった。

 

それは毎年恒例の行事で

 

いつもなら数日泊って過ごすのだけど……

 

 

その年

 

僕は母にこう言った。

 

「いや、ラジオ体操のハンコを押さなくちゃいけないから、自分だけでも日帰りする」

 

と。

 

 

何というか、こう、

 

無駄に責任感を感じていたというか

 

ハンコを押すことに喜びを覚えていたというか

 

「自分がやらなきゃ誰がやる?」みたいな心持ちだったのは確かで

 

 

今思えば

 

その数日だけハンコ係を誰かに頼めばいいだけの話なのに

 

頑なに日帰りを主張したのが忘れられない。

 

 

 *

 

 

あの6年生の夏休みを

 

「自分が寝坊するわけにはいかない」

 

「風邪もひけない」

 

「遊びにも行かない」

 

という経験をしたことが

 

 

ちょっと強引だと思われるかもしれないけど

 

 

今、芝居をやってるときに

 

多少体調が悪かろうが

 

痛い痒いがあろうが

 

絶対に休めない

 

ーーという思考に繋がってる気がしてる。

 

 

うん、

 

まぁ、

 

僕にとっては大事な経験だったよなぁ

 

と思う。

 

 

 *

 

 

多分、ラジオ体操の音が聞こえてこないってことは

 

今は

 

朝、集まるのさえダメなんだろう。

 

 

夏の風物詩が消えていくのは淋しい気もするから

 

落ち着いたら復活して欲しいなぁ。

 

 

 

 

 

では、また。