ども、手すりは手で持つものだと思っていた岡田達也です。

 

 

 

 

 

1992年のバルセロナ五輪で

 

岩崎恭子ちゃんが

 

(ここはあえて「ちゃん」と呼ばせてほしい)

 

14歳で金メダルを獲得したときにも

 

口あんぐりしてしまうほど驚かされたが

 

 

今回の東京五輪では

 

スケートボード女子ストリートで

 

西矢椛選手が

 

13歳という日本最年少で金メダルを

 

中山楓奈選手が

 

16歳で銅メダルを

 

獲ってしまった。

 

 

……13歳だぞ、13歳

 

13歳で世界の頂点って

 

彼女の眼にはいったいどんな景色が見えてるんだ?

 

 

ちなみに

 

僕が13歳のときは

 

まだ人と呼べない状態で

 

子猿から人間へ進化している途中くらいだった気がする。

 

 

……差が大きい

 

大きすぎるぞ

 

 

オマケに

 

試合後のインタビューを聞いてさらにビックらこいた。

 

 

銅メダルを獲得した中山楓奈選手が

 

「スケートボードに年齢はあまり関係ないと思うのですが、3位はうれしかったです」

 

というクールな発言をし

 

「うんうん、あなたも素晴らしい成績だよ。それにしても最近の若者はしっかりしてるなぁ」

 

と、感心していたら

 

 

西矢選手も

 

「金はうれしいけど、中山さんが言ったように、年齢はあまり関係ないと思います」

 

と、続き

 

 

それを観ていた僕は

 

「私、あなたより40年ほど多く生きてるけど、おそらくあなたに勝る部分は何も持ってません」

 

と、テレビの前でひれ伏すしかなかった。

 

 

なんという、プロ意識の高さなのだ。

 

 

それと同時に

 

「本当に楽しそうに滑りますね。どんなことを考えていつもやっているんですか?」

 

という質問に

 

「みんな「お~っ!」とか言ってくれるから、それがうれしいから、やっぱり笑顔で」

 

と、にっこり笑って答える姿を見ていると

 

競技を純粋に楽しんでいる様子が伺えて
 

恥ずかしながら13歳に嫉妬してしまった。

 

 

そりゃね

 

僕だってね

 

プロ意識を高く持ちながら

 

それと同時に

 

芝居を純粋に楽しむことができれば

 

どんなに良いかと思うけど

 

なかなかそれができなくてね

 

いつだって四苦八苦しながらの演劇人生だから

 

あなたがめっちゃまぶしく見えますよ

 


くぅ~!

 

うらやましいぞ!

 

 

 *

 

 

ひょっとして

 

ここから先

 

新たなオリンピック競技の選手の年齢層って

 

どんどん下がっていくんだろうか?

 

 

もしも10歳の金メダリストとか誕生したら

 

深い意味は無いけど

 

土下座します。

 

 

 

 

 

では、また。