ども、久しぶりに稽古休みの岡田達也です。

 

 

 

 

 

人からいろんな呼ばれ方をする。

 

 

「たつや」

 

「たつやさん」

 

「たっちゃん」

 

「たーさん」

 

「おかたつ」

 

「おっかー」

 

「王子」

 

「大将」

 

 

まぁ、それは人それぞれ

 

関係性に沿って好きに呼んでもらえればいい。

 

 

 *

 

 

2011年

 

『トラベルモード』という作品で

 

初めて*pnish*さんに出演させてもらったときのこと。

 

 

森山栄治くんが

 

仲良くなり始めたころから

 

僕のことを「たつにぃ」と呼ぶようになった。

 

 

「たつにぃ」とは

 

もちろん「達也兄さん」の略で

 

そんな呼ばれ方をしたことはそれまで一度も無かったので

 

とても新鮮だったんだけど

 

 

それと同時に

 

「自分が兄さんと呼ばれるようになったんだ」

 

「いつまでも後輩気質のままではいられないのかも」

 

「ってことは、もう少ししっかりしなきゃダメな立場になってきたんじゃないのか?」

 

と、少し背筋が伸びたのを覚えている。

 

 

当時の僕は43歳。

 

とっくの昔にしっかりしてなければならない年齢なのに

 

相変らずフワフワと生きている中で

 

栄治に言われた「たつにぃ」という呼び名。

 

 

おかしな話に聞こえるかもしれないけど

 

その、

 

初めての呼ばれ方で、

 

ほんのちょっとだけ意識が変わった。

 

(……ま、意識が変わっただけで、行動が変わったかどうかは怪しいところですが)

 

 

実際

 

それ以降は外部出演するたび

 

「たつにぃ」と呼んでくれる人が増えてきた。

 

ちなみに

 

今一緒にやっている原嘉孝くんも

 

初めて会ったときから僕のことを「たつにぃ」と呼んでくれている。

 

 

きっと

 

あと何十年かしたら

 

「たつじぃ」

 

と呼ばれるようになるんだろうから

 

それまでに

 

年齢に見合った人間になっていよう

 

ーーと思う。

 

 

(思うだけじゃダメなのは重々承知しています)

 

 

 

 * * *

 

 

本日、アフタートークにお邪魔します

 

 

 

*pnish*のみなさん

 

20周年おめでとうございます!

 

 

 

 

 

では、また。