ども、容疑者扱いされやすい岡田達也です。

 

 

 

 

 

昨日は稽古休みだったので

 

北千住へ観劇に。

 

 

 

 

いや、もう、

 

とにかく

 

カーテンコールでいっぱい拍手した。

 

 

 *

 

 

僕は

 

2009年の初演

 

そして2012年の再演と

 

2度、同じ役で出演させてもらっているけど

 

さすがにこれだけ時間が経っているので

 

“ぼんやりとした記憶”しか残っておらず

 

もちろんセリフなどは1個も覚えてない状態での観劇だった。

 

 

ところが……

 

最初に多田直人がセリフをしゃべり始めてから

 

勝手に脳内でセリフが思い起され始め

 

(今回、彼が演じてる役と同じ役をやってました)

 

出るわ、出るわ

 

相手役の、

 

例えば筒井俊作や、渡邊安理のセリフを聞くと

 

次のセリフが浮かんでくるという状態になり

 

 

すると不思議なもので

 

自分が演じていたときの緊張状態までもが再生されてしまい

 

どうしても全身に力が入ってきて

 

客席で観ているだけのはずなのに

 

1時間45分、身を固くしながら観ることになり

 

終わった瞬間、グッタリしていた。

 

 

客席の自分がそんな状態なくらいだから

 

舞台上にいる多田の張り詰め方なんて尋常ではないはずで

 

 

いや、

 

きっと多田だけではなく

 

この作品が持っている性質上

 

登場人物全員が

 

恐ろしいほどの緊張感と戦っていたはずで

 

 

でも、

 

みんなみんな

 

実に堂々とした立ち姿で最後まで演じきっていたのが

 

本当に素晴らしかった。

 

 

芝居が終わって暗転になったとき

 

思わず涙が出たのは

 

もちろん話の面白さもあるんだけど

 

キャストの頑張りにも心を動かされたのだと思う。

 

 

1年の延期にはなったけど

 

上演されて良かった。

 

 

 *

 

 

東京は今日までですが

 

7月には兵庫公演があるそうです。

 

よろしければぜひ。

 

 

 

同じ回に来ていた

 

石森美咲と

 

『梅棒』の野田くんと一緒に。

 

 

 

 

 

では、また。