ども、3役演じる予定の岡田達也です。

 

 

 

 

 

昨日は

 

7月に出演するお芝居の

 

顔合わせ&読み合わせが行われた。

 

 

 

 

「読み合わせ」ってのは

 

いくつになっても緊張するもので

 

その緊張の原因は

 

「50歳過ぎてるのに漢字が読めなかったらどうしよう?」

 

「訛ったら「あ、あいつ田舎もんだ」とか思われるのかな」

 

「「あいつ下手だなぁ。何年芝居やってるんだよ?」とか思われたくないし」

 

という

 

“見栄を張りたい一心からくる”ことは重々理解している。

 

私なんぞ

 

地位も名誉も持っていないけど

 

安いプライドだけはたんまり持っている男なのだ。

 

悲しいかな

 

そのへんだけは父親と瓜二つなのだ。

 

 

さておきーー

 

「緊張」って

 

本来はあまりありがたいものじゃない。

 

だって

 

ずっとドキドキしてるのは心身ともに負担がかかるし

 

できることならなるだけ遠ざけていたい存在なんだけど

 

 

でもでも

 

逆説的に言えば

 

「下手だと思われたくない」ということは

 

上手くなるしかないわけで

 

そう捉えてみると

 

「見栄を張る」というのは

 

「向上するための種」

 

という側面も持っているように思われて

 

だとすれば

 

大っ嫌いな緊張もときには必要なのかも

 

……って気がしている。

 

 

もちろん

 

もっと高尚なところで演劇をやっている人には

 

この理論は通用しないだろうけど

 

わりと多くの役者さんに当てはまるんじゃないだろうか。

 

 

 *

 

 

もしもこの日記を読んでくださっている若い俳優さんたちがいるなら一言だけ。

 

 

「キャリアと共に緊張が薄れる」なんてことを期待しない方がいいっす

 

逆だぞ、逆

 

緊張は増す

 

年齢と共に増す

 

確実に

 

 

それはことのほかキツイことだけど

 

それを耐えて結果を残さないと

 

演劇は続けられないのですよ

 

好きだけではどうにもならん世界なんですよ

 

 

だから

 

一刻も早く

 

「どうすれば緊張しないですみますか?」

 

なんていう質問は捨てて

 

「どうやって緊張と付き合って(向き合って)いくか?」

 

を考えた方がいいと思う。

 

 

 * * *

 

 

serial number(風琴工房改め)

 

「hedge 1-2-3」

 

予約ページです。

 

5月23日(日) 10時から予約開始です。

 

 

こちらからアクセスしていただくと

 

岡田達也扱いとしての予約になります。

 

ただし

 

私の扱いだからと言って

 

ブロマイドやピンバッチやうちわがもらえるわけではありません。

 

ただただ僕が喜ぶというだけですが

 

よろしければご利用ください。

 

 

 

 

 

 

 

では、また。