ども、お悩み中の岡田達也です。

 

 

 

 

 

何度も書いてきた話だけど……

 

僕は、口が、緩い

 

いや、「緩い」という言い方では甘いかも

 

「だらしない」という表現がピッタリだ。

 

 

 *


 

問題は「歯磨き」であって。

 

 

わかっている

 

自分でもよくわかっている

 

 

ずいぶん昔

 

サンシャイン劇場の楽屋で

 

上川隆也先輩に

 

「オメー、歯磨き粉が口からだだ漏れしてるじゃね~か! 歯磨き下手か!」

 

と、指摘されたあの日から

 

「おぉ! そういえば俺が歯を磨くと、毎度毎度口から泡が溢れてきてるじゃないか! こ、こ、これは! 若かりし頃、急性アルコール中毒で病院に運ばれたとき以上の泡だぞ! 注意せねば! 先輩、ご指摘ありがとうございます!」

 

と、たかやん先輩のおかげでしっかりと自覚はできたし

 

そして

 

その日から僕の歯磨きは生まれ変わったはずなのだ。

 

 

対策として

 

・なるだけ口を閉じて磨く

 

・なるべく上を向いて磨く

 

・余裕があればソファに上向きで横になった状態で磨く

 

など、ありとあらゆる工夫を凝らしてみた。

 

(……それは工夫なのか?)

 

 

だがーー

 

工夫が足りないのか?

 

はたまた唾液の量が人より多いのか?

 

はたまた歯磨きのセンスが悪いのか?

 

やっぱり口がだらしないだけなのか?

 

 

改善されている気配がない。

 

 

いつもは父・隆夫さん(85)の行動や言動に文句をかましている自分だが

 

この“口がだらしない件”に関してだけは、キッチリと反撃されてしまう。

 

 

昨日も嫌味たっぷりに言われてしまった。

 

「また床に歯磨き粉の跡が付いとったで」

 

「……」

 

証拠が残っているだけに何も言い返せない。

 

 

救いは

 

「お母さんと一緒だな。お母さんも毎日歯磨き粉の跡を付けとった」

 

というオマケの一言で

 

どうやら母・秀子さんも僕と同じ人種だったらしく

 

「ひょっとしてこれは僕の歯磨きセンスが問題なのではなく、遺伝が原因なのでは?」

 

と、責任転嫁しようかとも思ったが

 

さすがに秀子さんに申し訳ないので、その考えは打ち消した。

 

 

 *

 

 

床だけじゃない。

 

着ている服の首元だって、かなりの確率で歯磨き粉が付着している。

 

そして鏡を見るたびにガッカリする。

 

そして今朝もガッカリしたばかりだ。

 

今、僕の黒いジャージの首元には

 

白い斑点が居座っている。

 

……

 

……

 

 

あのー

 

歯磨きしても泡をこぼさないコツってあるんでしょうか?

 

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

 

 

追伸

 

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