ども、最近はサッポロのゴールドスターを愛飲している岡田達也です。

 

 

 

 

 

缶ビールを購入しない方にはわからない話だ。

 

いや、

 

缶ビールをケース(箱)で購入する方にしかわからない話だ。

 

 

 *

 

 

昨年の10月

 

「第3のビール」の酒税が驚くほど高くなったあたりからだろうか?

 

おそらく小売店の作戦だと思うのだけど

 

ケースで「第3のビール」を購入しようとすると

 

箱の外側にオマケが付いてくるようになった。

 

 

例えば僕が実際に購入して付いてきたものはーー

 

・ティッシュ

 

・カレー粉

 

・食用油

 

・スポーツタオル

 

・ほていの焼き鳥(缶詰)

 

そんなところだ。

 

 

ビールの味には何の関係もない。

 

ビールの値段にもまったく関係ない。

 

「すっげー得した!」って感じがあるわけでもなく

 

つまり

 

あってもなくても良いようなものだ。

 

 

だがしかし、

 

オマケという存在は人の心をくすぐる力を持っている。

 

特に昭和生まれの人間は

 

子供のころ「雑誌の付録」や「お菓子のオマケ」に心を躍らせていた世代なので

 

どうしても血が騒ぐのだ。

 

 

 *

 

 

先日

 

ビールをケースで買おうとすると新たなオマケが付いていた。

 

『ナビスコチップスター』だった。

 


これは、心が、躍った。

 

 

僕はポテチといえば圧倒的にチップスターで

 

新幹線のお供も、じゃがりこではなくチップスターで

 

食べ過ぎは良くないと思うからガマンしてるけど

 

可能なら1日に1箱食べたいと思っている。

 

なによりビールにピッタリではないか!

 

これはとても意味がある、相性も抜群のオマケだぞ!

 

 

僕はウキウキしながら箱をカートに載せてレジに向かった。

 

 

 *

 

 

夕食後

 

僕が楽しみにしていたチップスターを開けてみたところ……

 

 

彼らは

 

残念なほど割れていた。

 

 

……うん

 

そりゃそうだろうね

 

そうなるよね

 

ビールの外側に引っ掛けられた状態で運ばれてきたんだもんね

 

大丈夫

 

味は同じだから

 

 

でもね

 

口の中で「パリっ!」と割って食べるのが美味しいんだよなぁ

 

 

……

 

……

 

 

ここで大人の僕は気付いた。

 

“チップスター、お金を払ってちゃんと買えばいいんじゃないのか?”

 

 

オマケの力っておそろしい

 

 

 

 

 

では、また。