ども、ツーファー予備軍の岡田達也です。
先に言っておきます。
明日の日記はお休みさせていただきます。
なぜなら
明日はあさイチから年に一度の人間ドックなのです。
* * *
自分が神経質な人間だと思ったことは無いし
むしろ、何事にもガサツだし、無神経な部類に入る男だと思う。
ただし
健康面に関してだけは、とても神経質に気を遣っていると言える。
それは、間違いなく芝居をやってきたおかげだ。
*
僕よりちょっと上の世代には
(ま、僕の世代でもいるけど)
本番を終えた後
みんなで居酒屋に行き
共演者や観に来てくれた関係者と演劇論を闘わせ
「だ~かぁらおめぇのしばいはだめなんだよぉう!」
と、非常に怪しい呂律でのたうちまわり
相手と大喧嘩になりながらも
ボトルで頼んだ『いいちこ』はしっかりと空になるまで飲み干して
結果
翌日は二日酔いのままマチネの舞台に立ち
袖にはけてくるたび「おえおえ」言ってるーー
というタイプの俳優さんが少なくなかった。
冗談のように聞こえるかもしれないが、紛れもない事実だ。
そして若かった僕は
“ひょっとしたら自分もそうならなければ良い役者になれないのだろうか?”
という疑問を持った。
(そうなんです、バカなんです)
しかし
持ってはみたものの
結局僕は
居酒屋でケンカしたこともないし
演劇論を戦わせたこともないし
「だ~かぁらおめぇのしばいは」なんて言ったこともない。
(逆に「だからおまえの芝居はダメなんだ」と言われたことは数知れずあるけどな)
実際にやったのは「ボトルを空けた」ことくらいだ。
それは、一にも二にも
万全の体調でなければ
あんな恐ろしいところに立って
共演者と戦い
お客さんを楽しませるなんてこと
とてもじゃないけどできないーー
という結論に達したから。
ま、言い換えれば、僕には“羽目を外す度胸が足りない”ってことでもあるけど。
*
今だってこんなにお酒は好きだし
相変らず毎日飲んでるし
たくさん飲むけど
二日酔いで舞台に立った経験は一度も無いし
恐らくこの先もそうだろう。
それはお酒に限らずの話で
体調に関してはしっかり管理して、常にベストの状態で舞台に立ちたいと思っている。
その考えは若い頃から持っていたので
30代の中盤から毎年、人間ドックに通い始めた。
おかげさまでこの年齢まで大きな病気もしないですんでるし
とても健康で過ごせている。
“みなさんとお会いするときは元気でいたい、万全でいたい”
その思いが自分の健康をキープさせてくれてるのは間違いない。
だから、芝居をやってることに感謝。
ただ一つ
問題は「尿酸値」だ。
どうか7.0を切りますように……
みなさまも健康でお過ごしください。
では、また。