ども、ホッとしている岡田達也です。

 

 

 

 

 

『星の飛行士』

 

無事に全日程、終了しました!

 

劇場に足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました!

 

配信でご覧いただいたみなさん、ありがとうございました!

 

劇場に行きたかったけど現状を踏まえてガマンしたよというみなさん、いつの日か劇場で会える日を一緒に待ちましょう!

 

劇場にも行かなかったし、配信も見なかったし、ガマンもしてなかったけど、本番をやることくらいは知っていたよというみなさん、そんなみなさんに、もっと興味をもってもらえるように精進したいと思います!

 

「え? そんな芝居やってたの?」というみなさん、さてはこの日記を斜め読みしてますね?

ちゃんと目を通す習慣をつけてくださいませ!

 

 

 * * *

 

 

いつの公演だって

稽古が始まったその日から、千穐楽を迎え無事に幕を下ろすまでは

妙な緊張感を抱えたまま生きている。

 

それは、僕が心配症な人間だということが、一番の原因だということもわかっている。

 

俳優さんの多くは

演技できる場があることを楽しみにし

お客さんに会えることに無上の喜びを感じ

明日が来るのを心待ちにしている人が多い。

 

もちろん、僕もそうなんだけど

どうしても「楽しみ」だけに気持ちが偏らないというか、偏れないのだ。

 

割合で言えば「不安」や「怖さ」の方が、いつだって大きい。

 

声が嗄れるかもしれないし

体調を崩すかもしれないし

大きなケガをするかもしれない

 

今までに、そのすべてを経験している僕は

「最後まで届ける」ということが

そんなに容易なことじゃないと身を持って知っているから。

 

 

特に今回の公演ではコロナ禍という

今まで経験したことない状況下での上演だったので

 

いくら対策をしていると言えども

“もしも感染者が出て公演が中止になったらどうしよう?”

“しかもそれが自分だったらどうしよう?”

という心配も加わっていたので

 

最後まで完走できたことの意味はとても大きく

今、とても安堵している。

 

その証拠に、昨日の夜の酒はことさら美味しかった。

(……いつ飲んでもウマいと思ってるよな?)

 

 

 * *

 

 

今回の題材となった『夜間飛行』の中に

「命をかける価値のある仕事」

というセリフがある。

 

それは、きっと、

サンテグジュペリ自身がそう思って

小説を書き、飛行機を操縦していたんだろうと想像できる一文だ。

 

とても意味のある言葉だと思う。

 

正直に言うと

僕にはその言葉は大きすぎて

自分の身の丈に合っていない気がするので

「命をかけて芝居をやってます!」とは生涯言わないだろう。

 

だけどこれだけは信じてほしい。

 

いつだって正面から芝居に向き合ってはいる。

 

全力でお客さんに楽しんでもらいたいと思っている。

 

もし、この先も、その場が与えてもらえるなら

そこだけはブレないで生きていきたいと思う。

 

まぁ、その結果が

みなさんにとって不満の残るものになる場合もあるだろうけど

 

たまにはヒットやホームランも打てるように

準備だけは怠らないようにしておくので。

 

 

またどこかの劇場でお会いしましょう。

 

 

最後になりますが

公演に関わったキャスト、スタッフのみなさん

本当にお世話になりました。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

追伸

 

あの~

 

昨日日記を書いたんですけど……

 

それがどこにも見当たらないんですけど……

 

ひょっとしたら「投稿する」ボタンを押し忘れたんですかね?

 

昨日の朝の1時間を返してくれ

 

私のバカ……