ども、光合成を望む岡田達也です。

 

 

 

 

 

今、ホテル生活を送っているのだけど……

 

 

ここがちょいとばかり変わったホテルで

 

普通のビジネスホテルというより

アパートメントに少しだけ手を加えて

「ホテルとしてお使いくださいな」みたいな

 

つまりワンルームマンションのような造りなのだ。

 

まぁ、造りはなんでもいい。

 

 

問題は「窓」である。

 

窓が、開かないようにしてあるのだ。

 

しかも

窓の外側からはシャッターがガッツリ下ろされており

 

オマケに

部屋の内側にはしっかりとした厚手の遮光カーテンがぶら下がっている。

 

 

つまり、日差しが入ってこない。

 

 

そうすると

夜、眠って次に目が覚めたとき

とにかく部屋が真っ暗で

時間の感覚がまったく掴めない。

 

今が

真夜中なのか

明け方なのか

朝なのか

さっぱり判断できない。

 

 

これが、とてもとても、苦手だ。

 

 

目が覚めるたびに

「暗い! 暗いぞ!」

「どこだ、ここは?」 

 

からの

 

「やっべ! ひょっとしたら20時間くらい寝てしまったんじゃないか?」

「いやいや、もうそんな長時間眠れるような腰の状態じゃないぞ、自分!」

「ってことは30分くらいしか眠っていないのか?」

と、1人で勝手に不安の嵐に巻き込まれてしまう。

 

僕にとって

気持ち良い起床というのは

日差しで目が覚めたときであって

 

目覚ましなんかで起こされた日には

一日中不機嫌と言っていい。

 

だからホテル生活が始まるとき

部屋に入って一番最初に“カーテンを全開にする”というのが

僕にとっては大事な大事な任務なのだ。

 

それなのに……

 

それができないなんて……

 

まさか、そんなホテルとは知らずに予約してしまった自分が悪いのだけど。

 

 

 *

 

 

以前、若月佑美ちゃん(元・乃木坂46)と共演したとき

彼女が面白いことを言っていた。

 

「私、一番好きな言葉は「遮光カーテン」なんです」と。

 

その驚きの発言を聞いて

僕は当然の切り返しをした。

 

「わか、ちょっと待て。それは好きな言葉ではなくて、好きなものじゃないのか?」

 

「いえ、遮光カーテン自体も好きなんですけど、この言葉が大好きなんです(笑)」

 

 

 *

 

 

どうやら世の中には

漆黒の中で眠りたい人もいるらしい。

 

僕は、それが、ちょっと怖い

 

 

この感覚ってわかります?

 

 

 

 

 

では、また。