ども、年末感とは無縁の生活を送っている岡田達也です。

 

 

 

 

 

『星の飛行士』

稽古も終盤である。

 

 

 

昨日は衣装を着けての通し稽古。

 

これが、まぁ、驚くほど疲れた。

 

 

僕は出づっぱりでしゃべってるわけでもないし

踊りまくってるわけでもないし

高らかに歌ってるわけでもない。

 

けど

芝居をやるのがあまりにも久しぶりすぎて

(役者人生で最も長いブランクとなりました)

 

「あぁ、芝居ってこんなに集中力が要るんだった」とか

 

「これだけやってきててもまだ緊張するんだ」とか

 

「どうやればより面白くなるだろう?」とか

 

「16時過ぎてもまだ飲めないのか?」など

 

「あぁ、そうだった、そうだった! 芝居を作るってこうなんだよな」

ということを改めて思い出し

 

「これこれ! こういう独特の疲れを感じるんだった」

と、稽古場の隅でニヤニヤしている。

 

 

誤解を恐れずに書くならば

芝居を作るというのは

なんとも面倒な作業なのだ。

 

 

やっとこさ思い出した。

 

僕はいつだって

稽古本番中は

妙なプレッシャーを感じて

「あぁ、早く終わらないだろうか、この時間」

とか思うくせに

 

しばらく芝居から離れてみると

「あぁ、あの刺激的な場所に戻りたいもんだ」

と勝手なことを思っている。

 

他人からみたら

「何を勝手なことを言ってるんだ、おまえは?」

と怒られるんだろうけど。

 

 

ま、いいのだ。

 

それが僕の嘘偽りない本音だから。

 

 

 * * *

 

 

『星の飛行士』について

ネタバレにはならない程度に書いておくとーー

 

 

このお芝居は音楽劇に仕上がっています。

 

このお芝居はサンテグジュペリの『星の王子さま』と『夜間飛行』をモチーフに、その登場人物たちが物語を進めることで、サンテグジュペリの人生に触れていきます。

よりその世界観を楽しみたいのなら『星の王子さま』『夜間飛行』を読んでから観劇されることをおススメします。

(あくまでも僕個人の意見です。もちろん読まなくても大丈夫です)

 

あるいはリーディングシアターをご覧になってから本編を観ていただけると、より理解が深まるかもしれません。

(あくまでも僕個人の意見です。商売上手とか言わないでください)

 

一部ダブルキャストになっています。

 

上演時間は2時間ちょうどの予定です。

 

 

ーーネタバレにならないとしたらこれくらいかな?

 

 

とにかく大晦日までは長時間の稽古が続くので

体調管理をしっかりと

 

適度なアルコール摂取と

適度な息抜きとを織り交ぜながら

過ごしていくつもりです。

(※ 「適度」を「過度」と読み間違えないでくださいよ)

 

 

みなさんもお元気で。

 

 

 

今年もこいつの季節がやってきました。

 

美味いっす。

 

とくに柚子がお好きな方にはおススメします。
 

 

 

 

 

では、また。