ども、弾丸ツアー中の岡田達也です。





今日はとある仕事のため、かなりの遠出をする。

そのために今、電車に揺られている。

……うん

今、「電車」と書いたが

実は鳥取市近辺の路線は未だ電化されておらず
(車両の上にあるひし形のパンタグラフがないのです)

動力はディーゼルなので

正確に言うならば「汽車」なのだ。

「汽車」

実にレトロな響きだ。

と同時に、なんとも言えない田舎を想像させる。

だからだろうか?

鳥取の人は「汽車」という言葉を避ける傾向にある。

いやいや

鳥取なんて正真正銘の田舎町なのだから
汽車で十分な気もするけど

背伸びしたい県民性なのか

「そこまでド田舎じゃないもんね!」
という気概の表れなのか

意地でも「汽車」とは言わない。

かと言って「電車」は正しくないので

どうするかというと

「鉄道」
あるいは
「JR」
という言葉で代用する。

実に可愛らしい県民なのだ。
(そう思うのは僕だけだろうか?)


 ※


昔々

高校の同級生が埼玉にある工業大学(所在地は南埼玉郡。東京よりも群馬や栃木の方が近い)に進学したのだが

奴は絶対に「埼玉」とは言わず

「来週までに東京に戻らないけんけな」とか

「昨日、東京から帰ってきただ」と

鳥取弁丸出しで東京人を装っていた。

その発言を聞くたびに
「おめー、東京じゃねーし」
と、心の中でツッコんでいたが

そんな自分も「汽車」とは言わない

実に小さな見栄っ張りなのだ。

これもきっと県民性。

 
 ※ ※ ※


今日のお仕事は舞台に関するものなので
もうすぐお知らせできるかと思います。

今しばらくお待ちください。


願わくば、今「第三波」と呼ばれているこの波が、1日も早く収まりますように。





では、また。