ども、毎朝冷たいカフェオレをがぶ飲みしている岡田達也です。

 

 

 

 

 

昨日のつづき。

 

 

 *

 

 

川原和久アニキ

上川隆也先輩

 

その2人が演じた竜馬を、僕は間近で見ている。

 

先輩だからといってヨイショするわけじゃないけど、2人とも面白かった。

 

それぞれタイプは違うけど

2人とも

カッコよさ

茶目っ気

さすがと思わせる説得力があったのは間違いない。

 

そして何より

2人とも、お客さんに愛された。

 

実際に見てる方なら、今でも記憶に残っているんじゃないかなと思う。

 

 

……その後に?

……自分が?

……同じ役を?

 

……イヤだ

……絶対にイヤだ

 

これが偽らざる本音だった。

(腰の引け具合なら負けませんよ)

 

 

だけどーー

 

2日前に書いたが

当時の自分には「ノー」という選択肢は無かった。

 

いやいや

それは自分だけではない。

 

劇団員とはそういうものなのだ。

 

もしも

キャスティングされておいて

「その役はイヤです。お断りします」

なんて発言をするのは

 

市中引き回しの上打ち首獄門にされるか

 

ロケットに黒い綿ロープで縛り付けられて火星に打ち上げられるか

 

大き目のシュレッダーに頭から入れられるか

 

おそらく、そのどれかの刑に値するほどの大罪だ。

 

(その後、僕は1度だけその罪を犯すことになるのだけど……。その話はまた今度)

 

 

“まだ死にたくない”

だから“行くしかない”という選択

 

そう

『カイジ』の鉄骨渡りと同じだ。

 

カイジをご存じない方なら

「ところてん」が『天突き』から押し出されるところを思い出してほしい。

 

だいたいあんな感じと思ってもらえれば間違いない。

 

 

 *

 

 

最初に候補に挙がった役者さんがNGだったこと

 

『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』

『また逢おうと竜馬は言った』

この2作品が連続して上演される予定だったこと

 

そんないろんな理由が絡み合って

 

気持ちは恐ろしく後ろ向きだったけど

 

こうして僕は竜馬さんを演じることになった。

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

追伸

 

また西川浩幸先輩とゆるゆるなおしゃべりをします。

お時間合う方は是非。

 

『東京砂漠』

サマーフェスティバル

https://duobus.jp/

 

8月15日(土) 13時

8月24日(月) 20時

8月30日(日) 13時

 

チケットは本日の正午より発売です。