ども、不得手が増えた岡田達也です。

 

 

 

 

 

昨日

 

とある仕事のため

とある人と

90分ほど

『Zoom』を使ってオンラインで対談した。

(詳細はもう少しお待ちくださいませ)

 

90分しゃべり倒して

とても楽しかったのは間違いないけど

それと同時に気付いた。

 

 

僕は、オンライントークに向いてない。

 

 

 *

 

 

5月に西川浩幸先輩ともオンライントークをやっていて

そのときから薄々感じてはいたけど……

 

“ネットでは相づちがうてない”

 

これだ。

 

これが、僕の舌を引っこ抜いてしまう。

 

 

 *

 

 

自分のしゃべりには大いにクセがあって

(クセというか個性ですね。多かれ少なかれ、みんなにあるはずです)

 

西川さんに

「岡田達也のペラペラぺ~ラ・トーク」

と名付けられたこともある僕のしゃべりは

 

わりと相づちを多目に多用し

そのことによって相手との会話のリズムを作るようなところがあるので

黙って相手の話を聞くことができない。

(※ 筒井俊作くんとは別のタイプのおしゃべりですね)

 

 

もう、おわかりだろう。

 

 

オンラインのトークでは

どうしてもタイムラグが出てしまうので

 

下手に相づちをうつと

しゃべり始めた相手の言葉とバッティングしてしまい

 

結果

相手が「どうぞ、どうぞ」と譲ってくれる。

 

そのたびに

盛り上がっていた話にも水を差す形になってしまい

ほんの少しだけどテンションが下がってしまう。

 

 

いやいやいや

 

ちがうんです

 

そこまでしてしゃべりたいわけじゃないんです

 

ただただ相づちをうって

気持ち良く会話したいだけなんです

 

なのに

何度も何度も出鼻をくじいてしまってごめんなさい

 

わかってるんです

 

僕が高倉健さんみたいな男になれれば

あなたにも気持ちよくしゃべってもらえるのに

 

ごめんなさいね……

 

 

僕の場合、この連続だったりする。

 

 

その積み重ねが、意外と響いてくる。

 

 

 *

 

 

今、世の中はオンラインに可能性を求めざるを得ない状況であって

そのこと自体は理解している。

 

いくらネットに関して暗い僕でも

頑張ってついていかなければダメなこともわかってる。

 

これからは画面で話せなければダメなのだ。

 

それができなければ仕事にならないわけだし。

 

 

ただただ、歯がゆい。

 

 

思うようにしゃべれないことが。

 

 

「ジャストのタイミングで合いの手を入れたい」

「食い気味でツッコみたい」

「わざと梯子を外したい」

 

そんな“会話の楽しみとして当たり前”だったことが

当たり前でなくなっていることに

今更ながらに気付いて

軽くショックだった。

 

 

 *

 

 

昭和生まれの人間だけど

 

頑固にならず

意固地にならず

 

柔軟に

新しいものに対応できる頭と心を用意しないと

 

 

僕の場合

新しく準備するのは

「生活様式」だけではないのかもしれません。

 

 

 

 

 

では、また。