ども、戦い続ける岡田達也です。
昨日のつづき。
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僕は
人生で
初めての禁ビールを余儀なくされた。
……いや
「余儀なくされた」と書くと
とても後ろ向きな印象になるので書き直そう。
僕は
人生で
初めての禁ビールに挑戦した。
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僕は、単純に、ビールの喉越しが大好きだし
白でも、黒でも、アンバーでも、ペールエールでも
つまりは
どんな味でも楽しめるので
最も好きなお酒と言っていい。
だから、よく飲んでいたのだけど
もう一つ
自分の嗜好とは関係なく
違う意味で
ビールに頼る場面というのがあったーー
*
ビールのアルコール度数というのは
平均して4.5~5.0%ほどなので
他のお酒に比べるとそんなに高くない。
(もちろん、アルコールを受け付けない方には十分だろうけど)
だから、僕のようにアルコールの分解力が強い人間なら
そんなに悪酔いせず、いつまででも飲み続けられる。
つまり
“付き合いで飲まなきゃいけないお酒の席”では
延々とビールさえ飲んでいれば
潰れることもなく
悪酔いすることもなく
相手することができたのだ。
……まぁ、そんなことしてた積み重ねが今の結果なんだろうけど
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その日から
根性入れて
ついでに気合も入れて
僕は禁ビールを始めた。
なんと
ピッタリ6か月間。
その間
アルコールを抜く日は1日も無かったが
ビールには見向きもせず
代用のお酒で踏ん張った。
「岡田達也の禁ビール」
これは、現代の、奇跡と言っていい。
(……言わなくてもいい)
そして
A先生の病院に行き、再検査を受けた。
結果
尿酸値は8,4から
6,8まで下がっていた。
(基準値は2,1~7,0)
こんな僕だってやればできるのだ……
それを全世界に証明して見せた僕は
その日の夜
半年ぶりのビールを飲んだ。
それは
それは
それは
至福で
至高で
最高の
黄金の飲み物だった。
あれ以上ウマいビールを僕は知らない。
*
その日以来
僕はビールをがぶ飲みするのはやめた。
一晩中ビールを飲んで、場をやり過ごすこともやめた。
あれだけ飲んでいたのに
缶ビール1~2本で他のお酒に変えている。
それをずっと守っている。
結果
毎年検査する尿酸値は
基準値のボーダーを行ったり来たりで
(今回も7,1なので、ギリギリアウトではあるけど)
なんとか数字の上昇を抑えることができ
お医者さんからも
「今のままなら痛風が発病する心配はない」
とのお言葉をもらっている。
だけど
大好きなお酒と長く付き合いたいし
まだまだ舞台にも立っていたいし
だから
今でも自分は
「ツーファー予備軍」だということを大いに自覚して
羽目を外さないようにしている。
……50歳を過ぎて羽目を外す心配がまだあるのか?
尿酸値でお悩みのみなさん
共に頑張っていきましょう。
では、また。