ども、腹黒いなりに誠実に生きようと努力する岡田達也です。

 

 

 

 

 

『花火の陰』

無事に初日の幕が開きました。

 

ご来場いただいたみなさん

本当にありがとうございました。

 

 

残りは7ステージ。

きっと、あっという間に終わってしまうはず。

 

どうか、昨日の客席の反応が

いち早く、1人でも多くの方に届いて

劇場に足を運んでくださる方が増えますように。

 

 

 * *

 

 

昨日、西川浩幸先輩が観に来てくれて

いくつかのダメ出しと

いくつかのお褒めの言葉を頂いた。

 

ダメ出しに関しては僕個人のことなのでさておき……

 

「登場人物がみんな誠実で好きになれる」

という感想は何より嬉しい言葉で、ここまで頑張ってきたご褒美になった。

 

 

このお芝居

最終的な着地点には奇跡が描かれているのだけど

基本的には日常のありきたりな、けっして小難しくはない会話が続くので

お客さんが付いてこれないなんてことは絶対にない。

 

だからこそ

いい加減に演じてしまうとボロが出るというか

お客さんに見透かされてしまいそうでとても怖い。

 

 

先日

野村宏伸さん(須崎陽一役)と飲んでるときも

「役を通して、演じてる役者が透けて見える」

という話で盛り上がったのだけど

 

悲しいかな

よほど巧みなセリフ術でも持たない限り

役を通して、その役を演じている役者の人柄は、客席に伝わる。

 

伝わってしまう。

 

だから

「舞台上で嘘をついてはいけない」

「その役を誠実に生きなさい」

と演劇界の先輩たちが口を酸っぱくして言うのだ。

 

もちろん

嘘無く一生懸命演じれば、何でもかんでも許してもらえるかというとけっしてそんなことはなく

プロの役者と呼ばれたいなら最低限のスキルは身に付けておかないとダメなんだけど。

 

 *

 

昨日の客席の反応を信じるなら

 

いっぱい笑ってもらえるし

いっぱい泣いてもらえるし

 

それは

年齢、性別、一切関係なくて

 

観ている人によって“当たり何処”は違うだろうけど

何かしら

どこかしら

必ず楽しんでもらえる芝居になったと思う。

 

それを昨日の西川さんの言葉で確信できた。

 

 

気になる方は

是非、三越劇場へお越しください。

 

お待ちしています。

 

 

 *

 

 

惜しむらくはーー

「たっちゃんの芝居では泣けないんだよなぁ」

という先輩の一言だろうか

 

……精進します。

 

 

今日も我々が全力でお迎えします。

 

 

 

 

 

では、また。