ども、2月になったことを昨日実感した岡田達也です。
『花火の陰』
昨日はスタッフさんは劇場で仕込み
(ありがとうございます)
キャストはお休みということで
万全の体調で本番を迎えようと
まずはスパに出かけて
汗と、涙と、セリフと、体中の悪いものを絞り出し
(……出しちゃダメなものが混ざってないか?)
大好きなマッサージ屋さんに行き
コリと、疲れと、心と、鮭の身をほぐしてもらい
(……一部、嘘が混ざっております)
行きつけの焼き鳥屋で
元気の素となるタウリンを含んだカキを焼いてもらって
さらにサービスで節分の豆をいただいて
結局、焼き鳥屋で鶏を食べないという暴挙を働き
帰り道に『ジャイアントコーン』の青をたべて
体と、心と、懐を冷やし
(……最初から冷えてるものばかりだろ)
劇場入りに向けて完璧な一日を過ごすことができた。
*
ジャイアントコーンを買うためにスーパーに立ち寄ったのだが
入口近辺の総菜コーナーは
恐ろしいほどの人だかりになっていて
何だろう?と覗いてみれば
何種類もの『恵方巻』がずらっと並んでいた。
僕はまったく興味がなく
恵方巻がブレークしてからも未だに食べたことないので
世の中の「恵方巻大騒動」を見るたびに
「恵方巻をここまでメジャーにしたコンビニの戦略ってすごいもんだなぁ」
と感心するばかりだ。
僕にとって2月3日と言えば節分だったけど
もう節分を押しのけて
この日の主役は恵方巻な感がある。
* *
まぁ、それはいい。
毎年、節分が来ると
「あぁ、もうすぐ誕生日だなぁ」
と思うのが恒例だ。
そう、僕の誕生日までのカウントダウンが始まる。
驚くことに
僕は
もうすぐ52歳になるらしい。
いや、驚きなんて言葉では表現しきれないほど
今の僕は
若いころに思い描いていた50代とかけ離れた人生を歩んでおり
未だに「何で芝居をやってるんだろう?」と悩むことも多々ある。
あるけど
もう、これを続けるしかないのだ。
進むしかないのだ。
いけるとこまで。
「いけるとこ」というのが、果たしてどこなのか?
自分でも予想もできないし、想像もつかないけど
正直な感覚として
「いけるとこまで」としか表現のしようがなく
それが永く続くことをただただ祈るばかりだ。
*
去年、自分の生活環境が大きく変わって
舞台に立つ本数を絞り始めたけど
それでも周囲の方の理解と協力により
今年、2月の時点で
『刀剣乱舞』という2.5次元の作品と
『花火の陰』というストレートでファンタジーな芝居という
まったくジャンルの違う舞台に2本も立たせてもらえていることに感謝しかなく
今まで以上に「責任を持って舞台に立ちたいなぁ」と思っている。
そう
僕はこの世界に育ててもらったのだ。
だから
芝居なんて好きでも何でもないけど
(……問題発言だぞ)
ここで頑張って、この世界に恩返しするしかない。
* *
『花火の陰』
いろんなチケット情報が出ているようです。
よろしければこちらをチェックしてみてください。
舞台「花火の陰」公式
お待ちしています。
では、また。