ども、エスカレーターの設置費用が幾らくらいか真剣に考えた岡田達也です。
『刀剣乱舞』
東京凱旋公演、残すところ4ステージ。
終わりが見えてきた。
見えてきたところでーー
とある重大な事実に気付いてしまった。
ACTシアターに入ってから
「おかしいにゃあ、おかしいにゃあ」
と思っていたのだが
ようやく、その原因に行きついた気がする。
* *
刀剣男士の年齢
蒼木 陣 27
櫻井圭登 26
三好大貴 27
田淵累生 24
小西詠斗 19
玉城裕規 34
染谷俊之 32
平均 27歳
歴史人物の年齢
岡田達也 51
神農直隆 39
一色洋平 28
唐橋 充 42
平均 40歳
その差、13歳。
生まれたての赤ん坊と中学生ほどの差がある。
* *
ACTシアターの楽屋は1階が制作、衣裳
2階がキャスト、メイクとなっている。
で、だ。
問題は2階にあって
刀剣男士の楽屋と、メイクさんの楽屋は2階にあるのだが
なんと
歴史人物とアンサンブルキャストの楽屋は
そこからさらに9段上がった
中2階的なところに位置する。
つまり
歴史人物とアンサンブルキャストは
楽屋に戻るために
刀剣男士より9段多く階段を上らなければならない。
言い換えれば
歴史人物とアンサンブルキャストは
メイクをするために
舞台に出ていくために
刀剣男士より9段多く階段を下らなければならない。
ってことは
少なく見積もっても1日に10往復はするから
我々は毎日、刀剣男士より180段ほど多く
階段を上り下りをしている計算になる。
みなさんにも経験があるはずだ。
学校の階段を上るとき
駅の階段を上るとき
神社の階段を上るとき
息が上がってしまったり
驚くほど心臓の鼓動が速くなったり
脚が鉛のように感じられたり……
そしてそれは、年齢と共に増していくのが世の常というのもで。
*
もう多くを語るのはやめよう。
我々は刀剣男士を支えるために毎日頑張っている。
たかだか180段ごときでブツブツ言うのは大人げないというものだ。
いくら、仕込みの日から昨日までの21日間
3,780段ほど若者たちよりも余計に上り下りをしてるからといって
それを疲労の言い訳にしようなんてこれっぽっちも思わない。
(……だったら、どうして計算したんだ?)
残り2日、4ステージ
これからさらに720段ほど
若者たちより多めに上り下りする予定だが
刀剣男士たちに負けない活躍をして
それと同時に
刀剣男士たちを支えていく覚悟だ。
……削りたいぜよ
では、また。