ども、シャンパンじゃなく缶チューハイで過ごした岡田達也です。

 

 

 

 

 

昨日はクリスマス。

 

 

そりゃ

ラブラブな2人にとっては特別な日だったりするのだろうが

 

おじさんにとっては

いつも通りにお芝居をする日であって

 

しかも2ステというとても過酷な日であって

(『刀剣乱舞』、1日に2ステはけっこうくるんですよ。いろんな意味で)

 

「サンタさん! チキンもケーキもいらねぇですから、マチネとソワレの間に休憩する時間を俺にください!」

 

からの

 

「あ、でも、煙突が無いとダメですかね? 赤坂ACTシアターには煙突の代わりに楽屋口というものがあるんですけど、そこから入ってこられませんかね? あぁ、しまった! 楽屋口から入るにはパスが必要なんですよ! サンタさん、持ってませんよね?  ……えっ? 顔パスですか? いくらサンタさんとはいえ、さすがにそれは無理だと思います」

 

からの

 

「いや、そもそも長い靴下を用意しないとプレゼントはもらえないんですかね? 僕はスニーカーソックス履いてるんですけど、あれじゃダメですか?  ちなみに、今回の舞台衣装は足袋ソックスなんですよ。それじゃますますダメですよね? だって、足袋ソックスは親指と、その他の4本指が離れてるから、プレゼントを入れてもらうと形が崩れますよね? いや、まてよ……。そもそも休憩時間に形はあるんですかね?」

 

と、ある意味“精神が錯乱しているような状態”で

 

なんとかギリギリ平静を装いながら1日を過ごすという始末だった。

 

……なんちゅうクリスマスだ

 

 * *

 

でもでも

考えてみれば

キャラメルボックスが活動中は

毎年クリスマスが冬公演の千穐楽という生活を送っていたから

 

クリスマスに

“お芝居をしている姿をお客さんに観てもらえる”

というのは

 

とてもありがたく

そして幸せなことなんだ

 

……という思いもある。

 

 * 

 

キャラメルボックスのクリスマス公演では

毎年、クリスマスイブと千穐楽の25日

それから地方公演の千穐楽に

 

「出演者が客席に降りてお客さんにキャラメルをプレゼントする」

というのが慣例だった。

 

僕もたくさんのキャラメルを配ってきた。

 

一つ一つを手渡しするとき

お客さんが嬉しそうな顔をして受け取ってくださるのが

逆にとても嬉しくて

 

とんでもない紛い物であることは間違いないのだけど

“気分だけはサンタさんになれる”

そんな特別な1日だった。

 

 *

 

今回、票券を担当しているチームの中に岩本さんという女の子がいる。

 

彼女はキャラメルボックスの元・制作部で

短い期間だけど、僕とも一緒に仕事をしていた子だ。

 

違う現場での思わぬ再会に、二人で驚いていたのだけどーー

 

 

昨日

本番が終わって楽屋に戻ってみると

こんなものが鏡前に置かれていた。

 

 

休憩時間はもらえなかったけど

素敵なプレゼントをもらえました。

 

 

あ!

それとーー

 

衣装さんが

クリスマスイブと、昨日

新しい靴下を用意してくださってて

その心遣いが、なんだかとても嬉しくて

サンタさんは身の回りにたくさんいるんだなぁ……

と、思いました。

 

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

追伸

 

みなさんは何かもらえましたか?