ども、本日も更新できた岡田達也です。

 

 

 

 

 

「俳優」は「俳優」であって

別に細分化する必要はないのだけど……

 

でも、やっぱり、

「棲み分け」というか

「ジャンル」というか

そんなものがあるわけで

 

例えば

「新劇」だったり

「アングラ」だったり

「ミュージカル」だったり

「小劇場」だったり

「2,5次元」だったり

芝居にもいろいろあって

 

それぞれの俳優が

自分の持ち味を最大限に活かせる場所で活躍するーー

というのが普通だ。

 

 

『刀剣乱舞』

今回、呼ばれている歴史上の人物を演じる4人は「大人キャスト」と呼ばれており

(一色洋平はまだ28歳なので大人と呼ぶにはかわいそうではあるが)

 

みんな劇団や小劇場出身で

唐橋充さんを除けば、2,5次元作品には初めての出演となる。

 

んでーー

 

思いっきり手前味噌な話になるが

この人たちの芝居が、まぁ、面白いのだ。

(自分の芝居は観られないので含まれないのがとても残念ではあるが……)

 

吉田東洋(唐橋充)

武市半平太(神農直隆)

岡田以蔵(一色洋平)

 

そりゃ、歴史に名を残した人物たちなのだから

本人たちもそこそこ濃ゆい人たちだったんだろうが

 

それを演じるこの俳優たちも

“演劇の世界ならではの濃さ”を身にまとって演じているのが

はたから見ていてたまらなく面白い。

 

「人物に血肉を通わせ、感情を相手に届ける」

という、演劇の基礎中の基礎を

真摯に、まっすぐに、全力でやっている姿がとてもステキに映る。

 

それが、どれほど芝居の土台を支えてることか。

 

 *

 

刀剣男士たちが持つ「綺羅びやかな華」と

大人キャストたちが持つ「職人の意地」みたいなものが

うまく融合すれば

この芝居は更に面白くなっていくかもしれない……

 

なんてことを今更ながらに感じた。

 

もちろん、人のことばかり語ってないで

自分もしっかり仕事ができなければダメなんだけど。

 

 * * *

 

初日前の囲み取材の様子です。

よろしければどうぞ。

 

写真も載ってますのでご注意を。

 

『エンタステージ』

https://enterstage.jp/news/2019/11/013544.html

 

 

 

 

 

では、また。