ども、オオカミ少年岡田達也です。
「日記おやすみします宣言」しておきながら
一言くらいならなんとかなりそうなので
パソコンの前に向かってみた。
* * *
「止まない雨はない」
という言葉がある。
「明けない夜はない」
という言葉がある。
どちらも「時が経てば必ず~」という意味で使われる。
演劇なんておかしなことをやっていると、精神が不安定になってしまうのか
初日前になるとこんなことをよく思うのだ。
「この芝居、幕が開かないんじゃないか?」と。
演劇関係者のみなさんなら
この一文を読んで、首の骨が折れるほど大きくうなずいてくれるはずだ。
それほど
一つの芝居の幕が開くというのは
当然のことなんかじゃなく
キャストも、舞台スタッフも、制作スタッフも
頑張って、頑張って、頑張り続けて
ようやく「ぎりぎり間に合うか?」みたいな世界だったりする。
だから「時間が経てばなんとかなる」というものではない。
*
『刀剣乱舞』
無事に初日を迎えることができました。
この「無事に初日を」という言葉がどれだけ奇跡的なことなのか?
深く、深く、再確認できました。
お客さんという最後のピースの力によって
ようやくこの作品はスタートラインに立てた気がします。
ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。
次の奇跡は、この長丁場を無事に走り切る、ということかもしれません。
* * *
キャラメルボックスOBの佐藤仁志が来てくれました。
それからア・ラ・ポテトも。
久しぶりの和田琢磨くんと。
開演前に楽屋に来て
「達也さんが坂本龍一をやるって聞いて胸アツです!」
と、興奮気味に話してくれた。
琢磨よ……
俺が演じているのはピアニストじゃなく、幕末の志士の方ね
覚えておいてね
では、また。