ども、疲れがたまってきた岡田達也です。

 

 

 

 

 

『世襲戦隊カゾクマンⅢ』

稽古も佳境だ。

 

 

毎日、稽古が終わると疲れる。

ドッと疲れる。

 

全力でバカなことやって

全力でアクションやって

最近出た芝居の中では圧倒的に汗をかいている。

 

良い言い方をするなら

「心地よい疲労感」だが

 

言い方を変えれば

「おいおい、明日は大丈夫なのか? 声は出るか? 身体は動くのか、自分?」

と、明日の我が身を案ずるほどの疲れを引きずる。

 

で、だ。

 

「酒を抜けば翌日の体が驚くほど楽ですよ!」

というアドバイスを

これまでの人生で何百回、何千回と頂戴してきた。

 

……それは、はたして本当なのだろうか?

 

恥ずかしながら未だに試したことがない。

試したことがないので、その効能がわからないのだ。

 

もう、これは

自分の欲望に完全に負けているのを承知で言うが

僕は

疲れた体にアルコールを流し込み

心地よくなって

泥のように眠りたい人間だ。

 

で、実際にそれを実行している。

 

そして朝を迎えるたび

「どうしてこんな鉛のように体が重たいのだ?」

と悩み

 

「ひょっとして、昨夜、飲んでいなければ、今の自分は羽毛のように、あるいはタンポポの綿毛のように、どこまでも飛んでいけるのでは……、と勘違いするほど体が軽かったりすのだろうか?」

と想像を膨らます。

 

それだけならまだいい。

 

今朝、起きて冷蔵庫を開けて驚いた。

 

 

どうして、冷蔵庫に、ハンバーグが入っているのだ???

 

 

……

……

 

あぁ

そうか

 

またやっちまったのか

 

酔った勢いでのコンビニ買いを

 

そりゃセブンのハンバーグは美味しいよ

大好きだよ

 

だけど

いつ食べようと思って買ったんだよ、自分?

 

どうしてレジに行く前に

「もしもし、きみきみ、もう一度よ~く考えてごらんなさい。そのハンバーグは本当に必要ですか?」

と自分自身に問わなかったのだ?

 

 

こうして僕は

七夕までにハンバーグを食べなくてはならなくなった。

 

 *

 

毎日、こんな生活を送っている。

 

 

どなたか教えてください。

お酒を抜くと本当に翌日は楽になるんですか?

体が軽いんですか?

ハンバーグを買わなくて済みますか?

 

 

 

 

 

では、また。