ども、やきとんならシロが一番好きな岡田達也です。

 

 

 

 

 

叔母・多鶴子さんはドヤ顔で僕に言った。

「達也、私の人生、すごくないか? こんなにアップダウンの多い激動の人生を送ってる人は、世の中にそうそうおらんでな?」

 

オマケに人生の最後は

多鶴子さんにとっての兄であり、僕にとっての父である隆夫さんを毒殺し

主犯は甥っ子だと自白する予定というのだから穏やかではない。

そこまでいけばホントに激動と言っていいだろう。

 

ちなみにーー

僕は警察の厄介になるつもりはないので

叔母の計画は絶対に阻止するつもりだが。

 

 

それに比べると

僕の人生の起伏は実に緩やかなものだ。

 

きっと多鶴子さんには

「あんたの人生は真っ平らだわ。つまらない」

と言われそうだ。

 

 

まぁ、確かにアップダウンの量も、幅も、少なめかもしれない。

 

だけど

若い頃、まったく思い描いてなかった「演劇」の世界に足を突っ込み

今もまだ身を置いて

オマケに自分がすべてを捧げてきた劇団が50歳を過ぎて休止という

僕にとっては

それだけでも波乱万丈な人生だと感じている。

 

 *

 

これはちょっと極端な発言だけど……

 

演技することに興味を持てない自分が

この世界から離れなかったのは

あまりにも魅力的な共演者にたくさん出会えたことと

 

人としても、役者としても

お客さんに育ててもらった部分がとてもとても大きくて

そのお返しを少しでもしたいと思った

……というのが理由だ。

 

 

そして

その恩は、まだ返しきれていない。

 

ので

引退する予定もない。

 

それから

みなさんと離れるわけにはいかない。


 

 *

 

ウダウダ書いてしまいました。

 

CSC会員のみなさんへ

遅くなってしまいましたが、劇団からのお知らせとお願いです。

ご一読いただければ幸いです。

 

キャラメルボックスサポーターズ・クラブの皆様へ重要なお知らせ

https://www.caramelbox-csc.com/

 

 

同じ時代に生きてるだけでもすごい縁かもしれませんね。

 

 

 

 

 

では、また。