ども、レベル高校生の岡田達也です。
昨日、高校の恩師に会ったときの話を書いた。
僕らは毎日先生に怒られていたのだが、その理由は様々だ。
「校舎の裏でタバコをふかした」
「夜の校舎 窓ガラス壊してまわった」
「盗んだバイクで走り出した」
という尾崎豊なものから
「朝、遅刻した」
「宿題をやってこなかった(当然、確信犯である)」
「休憩時間の遊びに夢中で授業に遅れた」
などの小さなものまでいっぱいある。
休憩時間の遊びは必死だった。
たった10分やそこらの時間しかないのにいつだって全力だった。
寸暇を惜しんで遊んだ。
あの熱量が授業に向かなかったのが残念でならない。
今でもあるんだろうか?
こんな遊び……
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「ピン球野球」
球場は細長い廊下
ボールはピンポン玉
バットはスリッパか卒業証書(あるいは製図)を入れる筒
4番の打った鋭い打球が先生を直撃したときは金玉が縮み上がった。
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「巾着バレー」
試合は2対2で行われる。
ボールはあるていど体操服が入った巾着袋を丸く縛ったもの。
コートは教室の中と廊下。
ビーチバレーの超小型版と思ってもらえればいい。
阪根くん(バレーボール鳥取県代表選手)とコンビを組み
Aクイックを決めたときの快感は今でも忘れられない。
ただ、『X攻撃』だけは何度チャレンジしてもできなかったが。
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「撃ち合い」
今で言うサバイバルゲーム。
建築科の僕たちは、木材がいくらでも手に入った。
木を削り、思い思いのセンスで銃を作り、校舎という広い戦場を駆け巡り、「バンッ、バンッ!」と自分の口で言いながら撃ち合った。
撃たれたかどうかはお互いのフェアなジャッジで決まる。
階段の影から飛び出して、野嶋先生を撃ち抜いてしまったときは卒業をあきらめたものだ。
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「消しゴム落とし」
当時流行ったスーパーカー消しゴムを机の上に乗せて
ボールペンのバネを利用して飛ばし
相手の車に当てて机の下に落とす
……というもの。
「車の裏面にボンドを塗る」
「ボールペンのバネをダブルにする」
など、それぞれの創意工夫によって自然と物理を学ぶ貴重な遊びだった。
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これらはほんの一例だ。
こうして書いてても「なんて幼い遊びなんだろう」と思う。
そして
これらの遊びに夢中になって、何度叩かれたことか。
でも、不思議と「もう一度やってみたい!」と思うものばかりだ。
……ってことは
僕のレベルは今でもあの当時のまま
ということなんだろうか?
あなたの知ってる遊びは一つでもありますか?
とすれば、あなたも立派な昭和世代です。
では、また。
追伸
明日の日記はお休みさせていただきます。