ども、あまりメガネに縁がない岡田達也です。
父・隆夫さんの誕生日プレゼントとして購入した「遠近両用メガネ」が仕上がってきた。
父の誕生日は18日だが
メガネというのは微調整をしなければならない物らしく
とりあえず渡して試してもらった。
メガネをかけた感想は主に3つあった。
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「おおっ! よく見える」
……当たり前だ
メガネ屋さんで視力も老眼もキチッと検査してもらって、それに基づいて作ってもらったのだ。
つまり、アナタの目に合わせたオンリーワンなレンズだぞ。
見にくいはずがないだろう。
いや、それ以前にーーーー
24時間ハズキルーペをかけて生活していたアナタの目には、どんな景色が見えていたのか?
僕はそれを知りたい。
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「これは……、勿体なくてかけられんな」
……かけてくれよ
頼むよ
気持ちは嬉しいよ
だけど、これで使われなかったら買った意味がないよ
どっちかっていうとハズキルーペ以上に使ってほしいと思ってるんですけど
*
「フフフッ。まるで大学教授みたいだな」
……誰がだよ?
メガネをかけたら頭が良さそうに見えるのは確かだ。
舞台でも小道具のメガネに助けられたことは多々ある。
しかし。
鏡を見ながら悦に入ってるあなたを見ていると
『容疑者Xの献身』で天才物理学者・湯川学の役を与えられて、速攻で「メガネをかけよう」と思った自分が死ぬほど恥ずかしいじゃないか。
「なんちゅう頭が良さそうに見えるだ」
……まだ言うか?
確かにあなたの頭が良いのは認める。
だけど。
もし、あなたが大学教授になったら僕はその学校には通わないね。
「人生という綱の渡り方」みたいな授業、絶対に受けたくないし
そもそもその綱は、間違いなく途中で切れる。
*
いろいろ書いたが
多分、満足してくれたようだ。
明日、再びメガネ屋さんに行って調整してもらおう。
ついでに父の脳も調整できないものだろうか?
新品のメガネを装着し満足そうに朝食を準備する筆者の父
では、また。