ども、タスキをかけて走った経験がない岡田達也です。

 

 

 

この2日間

父と兄の食事を作りながら

家の掃除をしながら

箱根駅伝にかじりついていた。

 

 *

 

僕が応援する山梨学院大学はブービーという残念な結果に終わった。

来年も予選会からの出場になる。

 

 

山梨を応援して何年になるだろう?

 

ある年、中継を見ていたら「◯◯選手 ◯年 鳥取・由良育英高校(現・鳥取中央育英高校)」というテロップが出た。

それを、たまたま、見た。

それだけだった。

「あ、鳥取の選手が走っている!こいつは応援しなければ!」

そんなことで応援を始めたんだった。

きっかけなんてそんなものだったりする。

 

その後、平成4、6、7年と総合優勝してくれて黄金時代が始まるかと思ったら、それ以来優勝からは遠ざかったままになった。

現在では優勝候補にも挙げられなくなった。

 

これがスポーツの世界。

 

だから面白い。

だから応援がやめられない。

 

なんだろう?

負ければ腹が立つし、悔しいし、

なんだけど、どれだけ負けても可愛いがってしまう。

 

この“離れられないズルズルした関係”

 

それが贔屓というものかもしれない。

 

 *

 

小学1年生のとき(1974年)に「緑色が好き」という理由で南海ホークスを応援し始めた。

ところが、その年からまったく勝てなくなって

本当に本当に「このチームは僕が生きているうちに優勝することはないだろう」と真剣に考えた。

 

ところが1999年、優勝したのだ。

もう緑色でもなくなってたし、南海の持ち物でもなくなっていたけど

それでも“あの弱小ホークス”が優勝したのだ。

 

応援し始めて25年後の出来事だぞ

もう31歳になっていたんだぞ

これは夢なんじゃないか?と思ったさ

そりゃほっぺたをつねったさ

 

常勝じゃないチームが勝つと嬉しさは倍増する。

 

 *

 

山梨学院大学が優勝から遠ざかって24年になった。

 

僕がホークスを応援し始めて25年目に優勝した。

 

この数字はなかなか良い傾向ではないのか?

 

うん……

間違いなくこれが贔屓目というやつだな

 

 *

 

最近では高校生のエリートたちが「◯◯大学に行って強くしよう」という相談をして進学するという。

その代表格が今年優勝した東海大学の3年生たち。

だから今年は大本命だったのだ。

ついでに言えば来年も強いのは間違いない。

 

つまり、山梨学院大学が勝つ確率は非常に低いだろう。

だけど、僕は来年も山梨を応援する。

 

それがファン心理というもの。

 

 

例えば。

ニューイヤー駅伝では優勝から遠ざかっていた強い旭化成が戻ってきたし

そんな巡り合わせがあるからスポーツ観戦はやめられない。

 

 *

 

これね、俳優さんもそうでなければ、って思うんですよ。

勝っても負けても応援されるようになれたら最高です。

 

 

 

では、また。