ども、今日は昼ビールを予定している岡田達也です。
先日、「来年は出演舞台がグッと減る」と書いたところ
「ちょっとだけさみしいじゃないか。ちょっとだけだぞ」とか
「出ろ、出るんだ、タツヤ!」とか
「オマエは舞台に立ってないと、きっと犯罪を犯すだろう。だから世間の平和のためにも舞台やってろ」など
とても温かく、そしてありがたいメッセージを多くの方からいただいた。
本当にありがとうございます。
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キャラメルボックスに入団してすぐ、成井さんにお願いしていたことがある。
「両親のどちらかが亡くなったら、その時点で退団して実家に戻ります。それだけ了承してください」と。
それが23歳のとき。
そして、本当にその時期が、去年やってきたということだ。
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僕がここまで芝居を続けられたのは
「両親のおかげ」と言って過言ではない。
「最終的に、親は親、自分は自分の人生」というのも最もだし
その説を否定する気もないけど
それでも僕は
残された
“鳥取のあまのじゃく王”隆夫さんと
“1人では生きていけない障害を抱える兄”浩一くんとを
ほったらかしにするのはさすがに辛い。
ただでさえ親不孝の道を突っ走ってきたのだ。
いまさら孝行できるとも思ってないし
恩返しができるとも思ってないけど
せめて、今、芝居を作っている時間を
少しでも父と兄のために向けることで罰は当たらないだろう。
そして、そうしなければ、僕は、いつの日か後悔する。
きっと。
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この先の人生は鳥取に帰ってみなけりゃわからないし
どうなっていくのか自分でも想像できないことだらけだけど
少なくともこれは悲しいことでもマイナスでもないのです。
そりゃ、正直、芝居をする機会が減るのは残念だという気持ちはあります。
だけど27年前の僕と大きく違うのは
「退団して帰るのではない」
……ということ。
今のところ
キャラメルボックスをやめるつもりも
役者をやめるつもりもありません。
だから、ゆるく、気長に待っててもらえたら
舞台で観てもらえる機会は必ずあると思います。
まぁ、そうは言っても
現場から遠ざかるのだから
まずは僕が飽きられたり、忘れられたりしないように努力することが必要でしょうけど。
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今日は休みを頂いたので
やっとこさ『リトル・ドラマー・ボーイ』を観に行きます。
楽しみです。
では、また。