ども、ドキドキがとまらない岡田達也です。

 

 

 

昨日は稽古の前にラジオドラマの読み合わせに行ってきた。

 

 *

 

サウンドミュージカル

『雪色オルゴール』

そのメロディに導かれ、彼女は母の生まれた港町へと旅立つ

 

【NHK FM】

2019年1月2日0時~1時(1月1日24時~25時)(全1回)

 

【出演者】

昆夏美 福井晶一 莉奈 香寿たつき
西川大貴 近江谷太朗 岡田達也 武藤晃子
庄司ゆらの 神田真歩 今村凛音 榊菜津美
塚瀬香名子 永嶋柊吾 山﨑秀樹 山本与志恵
富田帆香 曽我くるみ 小池佑奈 歌田雛芽

 

【番組HP】

https://www.nhk.or.jp/audio/html_to/to2019001.html

 

 *

 

劇団では暴君として振る舞い、結果ジャイアンと呼ばれている私だが

その実、チキンハートの塊のような男だったりする。

 

この「読み合わせ」というのが、どうにもこうにも苦手だ。

 

いやいや、もちろんわかってる。

これはまちがいなく役者の仕事であって

この仕事をしている限りは避けて通るわけにはいかないことも。

 

だけどね、あなた

想像してみてくださいよ

 

見ず知らずの人の前で

いきなり

自分の芝居を披露する

その恥ずかしさを

 

考えてみたら、なんて恐ろしい、まるで拷問のような、他にはない職業なんだろう、と思う。

 

「誰もオマエのことなんて見てねーし、気にしてねーよ。自意識過剰なんじゃないのか?」

 

おっしゃるとおり

 

だけどね、僕も人なので

初対面の人に

「あいつ、下手だなぁ」

とか思われたくないのですよ。

だって悔しいじゃないですか。

 

結果

ちゃんと読まなきゃ

ちゃんと読まなきゃ

 

セリフ、噛みませんように

漢字、読み間違えませんように

訛りが出ませんように

声が震えませんように

とかとか

ひたすらそんなことを考えながらの本読みとなる。

 

で、考えすぎて声が震えてしまうのだが……

 

「四十にして惑わず、五十にして天命を知る」

の境地にはほど遠く

「四十にして人生の迷子になり、五十にして自分の能力の限界を知る」

というのが僕の現実だ。

 

 

若者に質問される中で最も多いのが

「どうやったら緊張しないで芝居できますか?」

 

バッキャロ~!!!

何を聞いてんだよ!!!

そんなの不可能だよぅ!!!

いくつになってもバクバクだわ!!!

もしもそんな方法が存在するならこっちが教えてほしいわ!!!

 

……

……

 

まぁ、でもね

この緊張が必要だな、とも思ったりするんですよ。

それが無くなったら役者としては成長できないだろうし。

 

「上手く読みたい」

「下手だと思われたくない」

 

それはきっと正しい原動力と思って頑張ります。

 

 *

 

とはいえ……

昨日の現場は知り合いがいっぱいいて、いつもよりは楽にいられました。

 

近江谷太朗先輩と、武藤晃子ちゃん

 

永嶋柊吾くん

 

僕の出番は少ないですが、素敵なお話ですのでよろしければチェックしてください。

 

 

 

では、また。