ども、岡田達也です。

 

 

 

アトムが来た日』で共演する

ラッパ屋の福本伸一さん。

 

ラッパ屋とキャラメルボックスは

早稲田の同じ演劇サークルが母体なので

“先輩後輩劇団”という関係だ。

だから福本さんは

キャラメルボックスの初期の頃から

何度も何度も客演してくれている。

 

 

さてさて

そんな福本さんと僕の出会いは27年前に遡る。

 

 *

 

1991年

キャラメルボックスに製作部として潜り込んだ僕は

初めて触れた世界で

右も左もわからずに

ただひたすらに与えられた仕事をこなしていた。

 

オリジナルチケットの作成

顧客のデータ入力

といった大事な仕事から

 

チラシの折込と配送という

当時はネビュラプロジェクトが請け負っていた仕事の手伝い

 

そして

掃除、洗濯、洗い物といった雑用まで

ありとあらゆることをやっていた。

 

 

その秋

加藤昌史社長のプロデュースで公演することが決まった。

もう知ってる人も少ないと思うけど

せっかくなので詳細を書きだしてみよう。

 

 

加藤昌史プロデュース

『天国から北へ3キロ』

 

脚本 

三谷幸喜(東京サンシャインボーイズ)

 

演出 

高橋いさを(劇団ショーマ)

 

キャスト

西川浩幸(キャラメルボックス)

松田かほり(ニナガワカンパニー)

粟根まこと(劇団☆新感線)

西田薫(劇団ショーマ)

小林隆(東京サンシャインボーイズ)

大森美紀子(キャラメルボックス)

阿南健治(東京サンシャインボーイズ)

福本伸一(ラッパ屋)

石橋祐(劇団ショーマ)

恵畑純子(善人会議) ※現在の扉座

 

いやいやいや

なんか、こう並べてみるだけでもすごいメンバーだな

 

で。

稽古が始まったのだが……

演出の都合上、黒子が2人必要ということになった。

 

そこで1人は

舞台監督助手として参加していた近江谷太朗先輩がやることになり

さらに

何でも屋みたいな仕事をしていた僕に白羽の矢が立った。

 

僕はまだ役者にもなっていないのに

黒子として舞台に立つことが決まったのだ。

 

こうして福本さんと出会うことになった。

 

 

 

つづく

 

 

追伸

リクエストがあったので

『アトムが来た日』をクリックすると

予約ページに飛ぶようにしておきました。

よろしければご利用ください。