ども、存在がバグである岡田達也です。
昨日はデバック公演が行われた。
デバックとは「テストしてバグや欠陥を発見し取り除くこと」。
体験、参加型の演劇の場合
こちら(作り手)側がいくら知恵を絞って
「お客さんはこう観てくれるだろう」
「こんな風に場内を動いてくれるだろう」
「ここを楽しんでくれるはず」
なんて考えていても
それはあくまでこちら側の都合であって
やはり
実際にお客さん目線で体験してもらわないと
“細かい課題”や
“想定外の事態”や
“意外な落とし穴”
というのは見つからないものだ。
で、キャラメルボックスからも何人かバグを見つけるために駆けつけてくれた。
(すみません。「キャラメルボックスのメンバーで」って念押しして写真を撮ったんですが、1人、無理やり混ざってきた男がおりまして。この写真のバグですのでご勘弁を)
先輩や、後輩や、無理やり混ざってきた男から的確な指摘をもらった。
あとはそれを修正し、お客さんに届けようと思う。
クイズも、謎解きも、お芝居も
すべて楽しんでいただけるよう頑張ります。
*
にしても、だ。
失礼極まりないのが
原田樹里と石森美咲の2人である。
聞いてほしい。
後輩たちの無礼を。
この2人
会場の入り口でお客様をお迎えしている僕を見つけた瞬間
こちらを指差し
「は、は、犯人だ~!」
と大爆笑しはじめた。
……おいおい
……きみたち
こちとら立ってるだけですけど
笑顔でお客様をお迎えしてるだけですけど
まだセリフは一言も発してないんですけど
いや、それ以前に事件はまだ起きてませんけど……
「岡田達也は事件が起きなくても犯人扱いされるほど怪しいのですか?????」
「そりゃ、生きてるうちに職質されたことは何度かありますけど、多かれ少なかれ誰もが経験していることじゃないんですか?????」
「だとすれば、12歳の夏、誤認逮捕されたとき、すでに僕の存在は怪しかったってことですか?????」
……
……
*
先日も書きましたが大事なことなので二度言っておきます。
岡田達也を犯人とするならば、明確な理由を探してください。
そういうゲームです。
「雰囲気で」
「なんとなく怪しい」
「実生活で人殺し以外の犯罪は全てやっているから」
はダメです。
ましてや
受付で姿を見て反射的に「犯人だ!」と指差しながら笑うのはお控えください。
他のお客様が混乱しますので。
樹里、石森よ
夜道に気をつけろよ……
では、また。
追伸
お一人様でお悩みの方
大丈夫です。
最初から最後まで寂しい思いをしてる暇などありませんので。
もしも興味があれば是非体験してみてください。