ども、メガネに縁がないらしい岡田達也です。
僕は視力が良い。
これは一にも二にも
子供の頃から
・まったく勉強をしなかった
・学校では外の景色ばかり見ていた
・家では勉強机に近づかなかった
・当然、宿題とも縁を切っていた
・計算ドリルとは犬猿の仲だった
・テレビもあまり見なかった
このように“非常に健全な生活”を送ってきたことで、視力を失うことなく生きてきた。
そう
僕は頭の良さを手に入れる代わりに、視力の良さを手に入れたのだ。
……言っておくけど負け惜しみじゃないもんね
……じゃないもんね
……もんね
さておき。
目で苦労しないで生きてきたのだが
数年前から
「老眼」という厄介なヤツが付きまとうようになった。
これが、自分でも驚くほどバランスが悪い。
今でも1,5~2,0という『ブッシュマン』並の視力があるのに
手元の近いところだけが見えない、というちょっとした矛盾。
これがとっても納得いかない。
と、文句を言っても仕方ないことだけど。
そこで、本来なら老眼鏡の出番なのだろうが
メガネと無縁の生活を送ってきた人間は
「メガネをかける」という行為になかなか慣れないのだ。
だから滅多にかけないのだけど……
『作家Qと解答者Aの不思議な関係』の稽古中
台本以外にとある資料が配られた。
その文字が
「米粒にお経でも書いてんのか?」
と言いたくなるほどの極小文字で
完全におじさんイジメの大きさだった。
なので、作・演出の鈴木秀明をしっかりイジメてから
仕方なくメガネをかけた。
*
そして昨日から……
そのメガネがない。
どこにもない。
稽古場にも、自宅にも。
いや、どこかにはあるのだ。
稽古場か、自宅か。
しかし、その姿を確認することができない。
……鈴木のバカ野郎
あいつのおかげで資料は読めないわ、メガネはなくすわ
散々な目にあっている。
*
どなたか僕のメガネ知りません?
では、また。