ども、脳みそから煙が出ている岡田達也です。

 

 

 

作家Qと解答者Aの不思議な関係

稽古も大詰めになってきた。

 

 

今回はキャラメルボックスから4人出演している。

 

左東広之(通称・さとぅ)とは久しぶりに一緒にやる。

実は、これがとても楽しみだった。

昔は“力んだC‐3PO”みたいな芝居ばかりしていたが

歳をとってだんだん力が抜けてきた。

なんというか「さとぅ味」みたいなものが出始めたのだ。

今は“飄々としたC‐3PO”みたいになっている。

僕はそれのファンだったりするから、今回、久しぶりに一緒にできるのを楽しみにしていた。

 

 

実川貴美子(通称・じっきー)とやるのも久しぶりだ。

じっきーは初舞台のときからとてもよく絡んだ。

多くの作品で共演を重ね

しかも大抵が濃い目の関係だったので

もはや気持ち的には娘みたいなものになっている。

が、ここ数年はその機会も無くなっていたので、久しぶりの共演がとても嬉しい。

 

 

筒井俊作(通称・ちゅっちゅ)は『無伴奏ソナタ』で共演したばかり。

もう……

お腹いっぱいだ。

筒井のおしゃべりは稽古場の空間という空間を埋め尽くす。

筒井のおしゃべりはビッグ・ウェンズデーよりも高く大きく人を飲み込む。

筒井のおしゃべりはブルドーザーのごとく根こそぎ持っていく。

舞台上の筒井も十分に圧倒的だが

日常のヤツを近距離で体験すると、あなたは間違いなく砕け散るだろう。

何度も書いてるが、ヤツに会うのは半年に一度くらいのペースがちょうどいい。

 

 

この3人と同時に共演したのがいつだったか思い出せないけど……

今、稽古していて「3人共大人になったんだなぁ」としみじみ感じる。

 

本当に頼もしくなった。

 

同じ劇団で育ってるんだから当たり前だけど

根底に流れる精神は

「どうやったらお客さんに楽しんでもらえるのか?」

という一点に集約されていて

それを実現するためにあれやこれやと知恵を出している3人を見ていると

先輩として誇らしい気持ちになる。

(……見てるだけじゃなくておまえも働けよ)

 

 

ガッツリの舞台というわけじゃないけど

それでもこの3人との共演は、僕にとって密かな楽しみだ。

 

 * * *

 

先日、この芝居を観るためのコツを書きました。

もう少しだけ補足をさせてください。

 

・スマホ(ガラケーでもOKです)を必ずお持ちください。

・フル充電しておいたほうが安心です。

・筆記用具は用意してありますが、自分用のメモ帳などを持参しておくと便利かもしれません。

(記憶力に自信がある方は大丈夫です)

・トータルすると3時間近くの長丁場になります。必ずお手洗いをお済ませください。

・筒井の汗やツバが飛ぶかもしれません。周りのお客様の迷惑になりますのでビニール傘で防ぐのではなく、ハンカチなどをご使用ください。

 

また何か思い付いたらお知らせします。

 

 

 

では、また。