ども、基本的に犯人扱いされる岡田達也です。

 

 

 

作家Qと解答者Aの不思議な関係

稽古している。

 

 

これ「演劇×体験型ミステリー」と銘打たれており
簡潔に言えば

「参加者自身が探偵となり、容疑者の証言、証拠品、現場検証などから殺人事件の犯人とトリックを暴くことを目的とした観客参加型の推理ゲームイベント」。

 

キャラメルボックスの古いお客さんなら

『シアターエクスプレス やまびこ65号応答せよ!』

を思い出してもらえればいい。

まさしく“アレの劇場版”という作りになっている。

 

うん

いいんだ

とても楽しそうじゃないか

 

実際、

僕も前回の公演で初めて行かせてもらったけど

謎解きパートも、お芝居パートも、よく作り込まれていて

とても楽しく参加させてもらった。

 

 

で、だ。

今回、初めて出演することになったわけだけど……

 

ちょっと今回のあらすじを読んでほしい。

 

(以下)

 

孤高のクイズ作家・玉藻善一郎。

彼の主催するクイズイベントが、
新宿歌舞伎町に新たに完成した世界一謎があるテーマパーク「東京ミステリーサーカス」で開催される。

解答者として招かれたのは、
何を考えているのかわからないゲームディレクター、
嫌味なことばかり言う絵本作家、
いつも不機嫌そうな女優など、
クセの強い人物ばかり。

どうやら、このイベントはどこかおかしい――

そんなことを考え始めたころ、
突如として、会場中に悲鳴が響き渡る。

密室にいきなり出現した遺体。
目の前で起こった凄惨な殺人事件。

犯人は?トリックは?
あなたは、真相に辿り着くことができるのか。

いま、その奇妙で不思議な関係を目撃する。

 

(ここまで)

 

このような内容になっている。

 

で。

この話が発表になったとき

すべての人に言われた。

 

「オマエが犯人だろ!」

 

……おい

……おいおい

 

おいおいおいおいおいおいおいおいおいお~い!!!!!

 

確かに俺は胡散臭いよ!

んなことは知ってるよ!

 

顔も黒けりゃ腹も黒いよ!

オマケに今年の夏は一層黒いよ!

猛暑でよく焼けるんだよ!

もう、近所の喫茶店のトーストは超えてるよ!

残すは松崎しげるだけだよ!

 

「人殺し以外はすべてやってきた」と言われてるよ!

……いや、待てよ

よく考えてみたら、舞台上でいっぱい人殺しもしてきたよ!

でも、それ、脚本だぞ!

芝居だぞ、演劇だぞ、フィクションだぞ!

それをカウントしていいなら俺は立派な前科持ちだよ!

 

「人狼」やったら必ず最初のターンで処刑されるよ!

なんでだよ?

なんで「なんとなく怪しい」って理由だけで俺なんだよ?

いつだったか

「こいつを生かしておくとろくな事がない」

って西川浩幸先輩が言って、参加者全員が賛同してたことがあったな!

ゲームと私生活を混同するんじゃないよ!

本当に村人だったんだぞ!

 

……

……

 

いや

申し訳ない

 

ついつい

朝から声が大きくなってしまった

 

 *

 

いいですか?

 

「雰囲気」や「なんとなく」や「第六感」

で犯人探しするゲームではありません。

 

ちゃんと“練られたトリック”があります。

そこを調べ上げて、誰が怪しいのかを探し出して、道筋を作って

そうやって楽しんでくださいね。

 

大切なことだからもう一度言います。

「岡田達也だから問答無用で犯人」

というゲームではありません。

 

 

お待ちしています。

 

あ。

やはり平日のマチネが空いてるみたいです。

難しいかもしれませんがご予定が合えば、是非。

 

 

 

では、また。