ども、初日を観る岡田達也です。

 

 

 

本日、サンシャイン劇場にて

キャラメルボックスの『エンジェルボール』

初日の幕が開く。

 

 *

 

原作では主人公のおっさんが広島東洋カープに入団する設定になっている。

が。

舞台版では“大人の事情”でカープという名称が使えない。

(察してください)

なので、それに近しい球団名に変更されている。

 

まぁ、あくまでもカープをモデルにしてる、ということで観ていただければよろしいかと。

 

 *

 

みなさんご存知の通り、僕はプロ野球の大ファンだ。

昭和49年から南海ホークスを応援し始め、ダイエー、ソフトバンクと、親会社が変わった今でもホークス一筋に生きている。

 

さて。

あまり人には言ってないが……

実はセ・リーグなら、僕は広島東洋カープを応援している。

 

理由はいくつかある。

 

・鳥取と同じ中国地方の球団である

これはもう説明不要だろう。

 

・日本で唯一の市民球団である

平たく言えば、この球団、お金がない。

貧乏球団だからこそ、自分たちで一から選手を育てるシステムがきちんとできている。

それが本当に素晴らしい。

お金をかけなくとも、とても良い選手が出てくるのだ。

 

川口和久投手の存在

鳥取市にある吉岡温泉というところの旅館の息子で、カープを長らく支えた左ピッチャー。

得意な変化球は「ションベンカーブ」と呼ばれる、ドロンと大きく曲がるカーブ。

川口投手が高校時代、鳥取のおじさんたちはみな口にしていた。

「城北高校の川口、ありゃぁ、プロに行くでないかぇ?」

そのおじさんたちの夢を叶えてくれた人だ。

そりゃ、鳥取の野球好きは川口さまさまとなる。

 

このような理由から、僕はセ・リーグならカープを応援している。

 

 *

 

『エンジェルボール』の仕込みは手伝ったが、稽古を見ていないので、この芝居のオススメポイントがまだ書けない。

まさか「三浦剛の甘いマスクと甘い滑舌をお楽しみに!」(by福澤朗アナ)と書くわけにもいくまい。

なので、僕がセ・リーグなら広島カープを応援しているという、どうでもいい情報を書いてしまった。

 

だが。

聞いてほしい。

 

現在、広島カープは2位タイガースに7ゲーム差をつけて、ぶっちぎりの首位だ。

 

これは

ひょっとすると

『エンジェルボール』に追い風が吹いてるのではないだろうか?

 

……

……

 

こじつけですな。

でも、少なくとも縁起は良いのではないかと。

 

ちなみに。

我がホークスは首位に4.5ゲーム差をつけられて3位にいます。

苦しいです。

とても苦しいです。

サファテ投手、お帰りを待っています。

 

 *

 

『エンジェルボール』

野球に興味がなくても大丈夫だそうです。

少なくとも僕が読んだ原作は「家族愛」の話でしたし。

 

16日までサンシャイン劇場にて。

お待ちしています。

 

 

 

では、また。