ども、鳥取に帰省した途端夜中の地震で目が覚めた岡田達也です。
30-DELUX
『スクアッド』
無事に全日程を終了しました!
劇場に足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました!
劇場に行きたかったけどチケットが取れなかったというみなさん、本当にごめんなさい!
劇場に行きたかったけど仕事の都合がつかなかったというみなさん、次回は有給使ってみましょう!
劇場に行くつもりもなかったし応援もしていなかったというみなさん、そんな寂しいこと言わないで次こそは劇場でお会いしましょう!
それから
たくさんの差し入れ、お手紙、ありがとうございました!
すべて私の血となり、肉となり、贅肉となり、尿酸値となり、血糖値となっています!
(……大丈夫か?)
* * *
ここ最近“俳優としての自分の立ち位置”について考えることが多い。
というのも、いつ頃からか周囲の人たちの、僕に対する扱いが変わってきたから。
ま、早い話がジジイになってきたことによる変化だろう。
昔に比べ、イジメられることより、気を使われることの方が多くなってきた。
そりゃ、蹴られるよりは、撫でられる方がありがたい。
ただ。
これが良いことでもあり、困ったことでもある。
確かに演劇の経験値は上がった。
それは間違いないと感じる。
だけど、20代の頃から芝居に対する基本的なスタンスはあまり変わっていない。
一生懸命、お客さんが望むものを探して探して掘り当てて、それを体現できるよう努力するだけ。
で。
それは
僕の肌感覚であったり
僕の嗅覚であったり
あくまでも“僕個人の偏った価値観”でしかない。
だから言語化するのがとても難しいのだ。
なのに。
20代のとき、30代のときはアドバイスなんて誰にも求められなかったけど、今はその機会が増えた。
「あぁ、これが“歳を取る”ということか」
そう実感した一因だ。
言葉にして伝えてあげないといけない。
これが思いの外、大変な作業だ。
だけどそれは“演劇の先輩としての責任でもあるんだなぁ”とやっと思えるようになった。
「芝居は教わるものではなくて、見て盗む、あるいは、見て真似する」を信条にしているので、言葉にすることを避けてきたけど、そうも言っていられない立場になってきたんだろう。
*
『スクアッド』で多くの若者達に出会い、勉強する機会をもらえた。
伸びしろの違いはあれあど、50歳だってまだ上手くなれる。
……はず。
見せられる背中を持てるように頑張ろう。
みんな、ありがとうね。
またどこかの舞台で会いましょう。
*
オマケ
後輩のストレッチ中にストレッチプラムをかける筆者。
からのフェースロック。
からのチョークスリーパー。
からの足4の字固め。
……オマエの背中を見たくねーよ。
では、また。