ども、雪やこんこん岡田達也です。

 

 

 

昨日、東京は雪だった。

そこそこの量だった。

朝、起きてみたら十分に雪だるまが作れそうなほど積もっていた。

寒いし、もういい大人だし、絶対に作らないが。

 

今朝の我が家のベランダ

 

 

なんと、昨日は4年ぶりに大雪警報が出たそうだ。

 

僕は出番がなかったので『アンフェアな月』の稽古はお休みをいただいて

家の近所でセリフをひたすら覚えていたので助かったが

どうやら世間では電車の混雑が大変なことになっていたらしい。

入場規制がかかったらしく、1時間くらい立ちっぱなしで並んだ人もいたそうだ。

 

で。

今朝もニュースで雪の情報。

「積雪は」

「道の凍り具合は」

「交通は」

 

ふむん

僕が田舎者だからだろうか?

いつも思うんだけど

「雪、雪、雪、雪」って、そんなに騒がなくてもいいじゃない、と。

 

……って、こんなこと書くとまた怒られちゃうかな?

 

今は温暖化が進んでそうでもなくなったが

僕が18歳で離れるまで、鳥取も十分な雪国だった。

 

「え? 鳥取って雪が降るの?」

と驚かれるが、鳥取だって日本海側だ。

冬はしっかり積もる。

 

玄関の前は雪かきしなければ大通りに出られなかったし、

我が家の車庫の足(カーポート)は大雪のため2度、折れ曲がったことがある。

市街地でも積雪50cmなんて当たり前だったから

小学校時代はみんな一列に並んで

前の人の足跡を辿りながら、道を作りつつ登校していた。

 

カマクラまでは作らなかったけど

雪だるまはもちろん

雪合戦は必須の遊びだった。

僕の豪速球が、開いて置いてあった藤井くんの傘を直撃し

傘が破れてこっぴどく怒られたのも懐かしい思い出だ。

 

そして大人たちは、車にスノータイヤやチェーンを装備し通勤に備えた。

 

そんな“冬というのは雪があって当然”という環境で育ってきたので

「どうしてこんなに雪に対する警戒が大げさに報道されるのだろう?」

という違和感がいつもある。

 

冬なんだからそりゃ雪くらい降るよと思うし

いや、もっと言えば“雪が悪者扱いされている”ように感じてしまうのだ。

それが何となく悲しい。

 

鳥取出身の僕ですらそう思うのだから

長野や新潟や東北地方の人で東京に来た人なんて

もっと思うところはあるんじゃないだろうか?

 

まぁ、実際雪道は滑るし、歩くにも注意が必要だし

そりゃ電車も車も通常通りには運転できないだろうから

気をつけなければならないことがいっぱいあるのは確かだけど。

 

 *

 

なんだか愚痴みたいになっちゃったけど

ちょっと多めの雪が降るたびにいつも思ってしまうこと。

「首都圏よ、そんなに混乱しなさんな」

 

う~ん

伝わりにくいかな、この感覚。

 

 

お互い、転ばないように気をつけましょう。

 

 

 

では、また。