ども、いつだっていつも通りの岡田達也です。
例えば……
「酒? 浴びるほど飲んでるぜ。俺の血液はアルコールでできてるのさ」
「タバコ? 物心ついたころには缶ピースだったな」
「博打? 宵越しの銭は持たないってのが俺流の生き方でね。いつだって生きるか死ぬかの瀬戸際を歩いてるんだよ」
「女? やめとけやめとけ。俺に触ると火傷するぜ」
「寿命? 俺の寿命は俺が決めるんだよ。太く短く生きてやるぜ」
なんてのが昭和では多く見受けられた男たちだ。
僕も昭和43年生まれ。
芸能界やスポーツ選手にはこのタイプが多いと聞いて育ったし
実際、このような生き方をしている人に何人も会ってきた。
今の感覚からすると
「あり得ない」とか
「そんなの時代遅れだよ」
で片付けられてしまいそうだが
僕は今でもそういう“破天荒さ”には一種の畏敬の念を抱いてしまう。
真似できない生き方。
そこにカッコ良さを感じるタイプの人間だ。
バカな僕は憧れる。
だったら。
思い切って実践してみれば良い。
ちょっと高倉健さんみたいな空気を醸して
「自分、不器用ですから」
と周囲にアピールし
「好きに生きさせてもらいます」
とかなんとか宣言して荒っぽい人生を送ってみれば。
(健さん、けっしてバカにしてませんからね)
*
今、猛烈に悩んでいる。
*
明日、年に一度の人間ドックに行く。
破天荒な人間には無縁と言っても良い定期検診に毎年出かけている。
5年前、初めてコレステロール値がオーバー。
お医者さんに
「まぁ、これは善玉がオーバーしてるから気にしなくていいですよ」
と言われ、ホッと胸をなでおろした。
4年前、初めて尿酸値がオーバー。
お医者さんに
「キミ、痛風が出たら舞台なんか立てないからね。わかってる?」
と脅されて、泣く泣くビールを半年間やめた。
2年前、初めて引っ掛かった胃潰瘍。
お医者さんに
「キミ、かなりのストレスを抱えてるね?」
と呆れられて、ピロリ菌退治のために2週間の禁酒をした。
*
例えば……
「酒? 浴びるほど飲んでるぜ。俺の血液はアルコールでできてるのさ」
「タバコ? 物心ついたころには缶ピースだったな」
「博打? 宵越しの銭は持たないってのが俺流の生き方でね。いつだって生きるか死ぬかの瀬戸際を歩いてるんだよ」
「女? やめとけやめとけ。俺に触ると火傷するぜ」
「寿命? 俺の寿命は俺が決めるんだよ。太く短く生きてやるぜ」
そんな破天荒なスタイルに憧れている。
*
今日、少しだけお酒の量を減らしておこうと思う。
あと、今から何かできることはないか探している。
*
他意はない。
では、また。