ども、ドクターと呼ばれていた岡田達也です。

 

 

 

今日は最初にお知らせをさせてください。

Twitterでは告知していたのですが、こちらではまだだったので。

 

キャラメルボックスの元劇団員・細見大輔の年末恒例企画です。

ナ・ポリプロピレン

『アックーノの逆襲』

日替わりゲストで出演予定です。

 

 

細見大輔といえば思い出します。

思い出してしまいます。

彼が劇団に在籍当時、私と組んでやっていた

『ドクター達也とナース細見のオープン・ユア・ハート相談室』

という人生相談を。

……私と細見が人生相談?

あまりにも胡散臭すぎます。

絶対に信じちゃダメなやつです。

真面目な相談に対しての荒唐無稽な回答の数々。

いや、もはや回答を通り越してただの漫才だった気がします。

ひょっとすると……

我々はネタが欲しくて人生相談を始めたのかもしれません。

ま、今にして思えば、ですが。

あのとき相談してくださった方、本当に申し訳ありませんでした。

 

いやいや!

ちょっと待ってください!

そんな思い出ばかりではありませんよ。

ちゃんとしたのもありますよ。

 

『すべての風景の中にあなたがいます』というお芝居をやったときのことです。

二人でコンビを組んで60分、走りきりました。

(ハーフタイムシアターという60分の芝居だったのです)

オープニングのシーンは二人だけで5分ほど演じるのですが、ある日、稽古場で成井さんにこっぴどく怒られました。

「面白くしてくれよ、オカタツ!つまらないんだよ、細見!」

いやいや、困りました。

そのときの我々のキャラクターは

「無口で口下手な男」(私)

「無骨で口が重い九州男児。いわゆる左門豊作タイプ」(細見)

を求められていたのです。

が、そんなことを言ってる場合ではありません。

口下手と、口が重い男

そんな二人が面白く会話する、というのは我々には難易度が高すぎます。

二人で相談しました。

とりあえずキャラクターは置いといてぶっ込んでみるか、と。

振り切ってやってみました。

結果

「表向きは口下手だが、その実、高速でツッコミまくる男」(私)

「妙に尻が軽くボケまくる九州男児。いわゆる左門豊作から程遠いタイプ」(細見)

という、最初に求められていたキャラクターからは程遠い、ノンスタイルのような漫才……、

間違えました、お芝居ができあがりました。

DVDをお持ちの方、そんな裏話を込みで観てください。

涙が出ますよ。

 

いやいや!

ちょっと待ってください!

そんな思い出ばかりではありませんよ。

ちゃんとしたのもありますよ。

 

『裏切り御免!』というお芝居をやったときのことです。

私が何度目かの坂本竜馬を演じたのですが。

細見大輔演じる迅助を連れ出すシーンで、私が振り上げた刀を鞘に収めようとしたところ……

 

おっと、

お時間が来てしまったようです。

この続きはまた今度ということで。

 

あれ?

ひょっとしてまだお知らせしてませんでした?

すみません。

ここからが本題です。

 

 *

 

演劇界のナイスなおじさんたちが全力でバカやります。

 

 

ナ・ポリプロピレン

『アックーノの逆襲』

 

作 山口森広(ONEOR8)

演出 大岩美智子(劇団ジュークスペース)

企画 細見大輔

 

下北沢劇小劇場

 

12月28日 19時30分

   29日 15時 19時

   30日 13時 17時

 

詳細はこちら↓ 

http://www.hosomi.com/napoly/

 

で、僕は29日に出演予定で調整が進んでます。

時間が決まればまたお知らせしますね。

 

 

 

では、また。