ども、犬と添い寝の岡田達也です。
『サブマリン』
無事に千穐楽を迎えることができました!
ライブハウスに足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました!
行けなかったけど応援していたよというみなさん、ありがとうございました!
行かなかったし応援もしていなかったというみなさん、そんなツレナイこと言わないで次回は是非劇場で!
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今回の作品、作る側としてはとても手ごわかった。
御存知の通り、伊坂幸太郎さんの原作だ。
そりゃ、もう、読み物としては普通に面白い。
少しずつ謎が解かれていき、最後にすべてのエピソードが繋がる伊坂ワールド。
だけど。
それを立体化するというのはまた別の話で。
いやいや、
原作ものをセリフにして芝居にするだけなら簡単だ。
けれど、それを“面白く見せる”には何かが必要だ。
そこで何度も頭を悩ませた。
演出の益山くんのアイディアをベースに
そこに
粟根まことの知識力と行動力
みのすけの演劇的スタンダードの教え
多田直人の定点観測
首藤健祐のこだわり
などのエッセンスを加えて
若者たちを考えさせて泳がせて
さらに
パーカーとルルというワンちゃんの力も借り
どうにか少しずつ見えてきた。
さて。
自分は何でお役に立てるのだろう?
稽古中に考えた。
2時間出ずっぱりで、しゃべりっぱなしで、なかなかに大変だしな
何かできる余裕などあるのだろうか?
はてはて……
あ!
そうか!
出ずっぱりでしゃべりっぱなしということは、共演者全員と舞台上で会話するんじゃないか!
うん、そうだ。
僕だけが、すべての登場人物と絡める。
だとすれば、みんながセリフを喋りやすいようにすることで、話をより明確に(客席に)伝える仕事ができるんじゃないのか?
今回の仕事はそれじゃないのか?
客席でお酒を飲んでいる人を羨む前に一つくらい仕事をしよう。
……なんてことを考えた。
もちろん、面白かったかどうかをジャッジするのはお客さんなので、僕が「面白かったでしょ?」と言うつもりはない。
だけど、ここまで仕上がったことに、本当にホッとしている。
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東京ハートブレイカーズは
お芝居の場であって
音楽の場であって
出会いの場であって
大人の遊び場であって
首藤健祐のやりたいことを実現する場であって
……というような要素を含んでいる。
次回がいつなのか知らないし、あるのかさえもわからない。
けど、タイミングが合えばまた。
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今回、トロンボーンを楽しみにしていたみなさん、ごめんなさい。
またいつか、どこかで。
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では、また。