ども、ひよっ子岡田達也です。
ざっくり言えば……
お芝居には正解がない。
何をやってもいいし
どんなふうにやってもいい。
極論だけど「面白ければいい」のだ。
ただし。
観ている人には当然好みがある。
それは人それぞれ。
なので、「何が面白い」とされるかはバラバラであり、
つまりは「正解がない」となる。
でも。
いくら好みは人それぞれとは言え、どんなふうに上演すれば一人でも多くの人に面白いと思ってもらえるか？を模索しないといけない。
当たり前だけど、これがとても大変な作業で。
こういうときに「演劇的知能指数」が高い人がいると心強い。
＊
『サブマリン』
粗く粗く段取りを付けながら、頭から稽古している。
ライブハウスという、芝居をやるには大きなハンデがある会場で、どうやったら上演が可能なのかを検証しながら
それと同時に
よりお客さんに伝わるように、演出家を中心にウンウン唸りながら脚本を切ったり張ったり足したり引いたりしている。
＊
今、稽古場には『劇団☆新感線』の粟根まことさんがいる。
それから『ナイロン100℃』のみのすけさんがいる。
この二人の演劇的知能指数の高さがハンパない。
二人が出してくる意見やらアイディアは、「正解」ではなくとも、間違いなく「より面白い」方向へ導いてくれる。
だから聞いてるだけで楽しかったりする。
改めてすごいなぁと思う。
あの粟根まことと、あのみのすけが、両輪になっているなんて
なんて贅沢な現場なのだ！
自分が演劇を始めた頃にはすでに演劇界で大活躍していた二人と一緒にやれている不思議。
あんな頼れる先輩たちと一緒に芝居を作るのは実に楽しいし、何より勉強になる。
そりゃそうだ。
演劇的知能指数だけではなく、経験値だってハンパないのだ。
僕もすっかり歳を取って、年齢的にはおじさんの仲間入りをしているが、それでも二人から見れば相変わらずのひよっ子でしかない。
まだまだ、僕の指数だって上がる可能性はある。
……ってことにしておこう。
＊
というか、この二人を捕まえられるって……
何なんだ？
東京ハートブレイカーズ？
どういうことなんだ？
首藤健祐がすごいってことなのか？
そういうことなのか？
なんか納得いかんぞ……
では、また。