ども、九州をヒッチハイクしたい岡田達也です。
『世襲戦隊カゾクマンⅡ』
残すところ3ステージ。
18日 基山町民会館
20日 黒崎ひびしんホール
25日 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
(詳細はこちら→プリエールHP)
ってことで、今日、再び飛行機に乗る。
基山町というのは佐賀県の橋の端、限りなく福岡県の近くに位置するらしい。
けど、あくまでも佐賀県だ。
おっ!
人生、初の佐賀県ではないか!
うれしいぞ!
この仕事をしているおかげで、いろんな土地に行かせてもらってる。
しかも人の金でだ。
ウシャシャシャシャ
(↑やめとけ。仕事が来なくなるぞ)
そういえば
日本で行ったことのない都道府県はどこが残ってるんだろう?
若い頃、「世界征服」や「日本の帝王になる」など、ミドラー様(カゾクマンの登場人物です)と同じような目標を掲げていた身としては、足を踏み入れたことない土地が残っているのはマズい。
なんとしても、『達也汁』を、日本全国の土に滴らせておく必要がある。
そうすれば、あとは勝手に育つ。
(……何が育つんだよ? こわいよ)
移動で通過しただけの土地も含むと
青森、茨城、福井、滋賀、香川、愛媛、徳島、
山口、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
う~ん
あと14都道府県もあるじゃないか。
主に四国と九州だな。
生きてるうちに行けないものだろうか?
*
小学校3、4年のとき、高取先生という大柄な男性の方が担任だった。
とても優しくて大好きな先生だったのだが、
この先生が毎週、必ず、白地図のテストをやった。
日本の白地図が配られる。
破線で都道府県が区切ってあり、番号が振ってある。
用紙の余白にその番号が書いてあり、そこに都道府県、並びに県庁所在地を書いていくのだ。
これを、毎週だ。
そりゃ、イヤでも覚える。
僕は高取先生のおかげで、47都道府県もわかるし、県庁所在地もすべて言える。
僕だけじゃない。
最初は全然書けなかった子も、最後はみんな答えられるようになっていた。
おそらく、高取先生の教え子は全員やらされたんじゃないだろうか?
そのテストは公式のものでも何でもなかった。
たぶん先生が勝手にやっていたんだと思う。
だけど、大人になるにつれ、その有り難みが身に沁みた。
それと……
地図に書き込んでいくうちに、
なんとなく、なんとなくだけど
「ここに行ってみたいなぁ」
「ここはどんなところなのかなぁ」
なんてボンヤリ思ったりしたのだ。
子供の想像力なんて、いくらでも膨らんでいく。
机の上だけで収まるわけがない。
それが、旅好き、鉄道好きになったきっかけだと言って良い。
*
47都道府県の位置がわかるのは先生のおかげ
県庁所在地を言えるのも先生のおかげ
日本全国に行きたがるのも先生のおかげ
高取先生、ありがとうございました。
今日、生まれて初めての佐賀県に行ってきます。
*
ちなみに。
埼玉県の県庁所在地は、僕にとっては未だに浦和ですが……
何か問題でも?
では、また。