ども、美味しいお酒が飲めた岡田達也です。

 

 

 

『スキップ』

無事に全日程を終えました!

 

劇場に足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました!

劇場には行けなかったけど応援していたよというみなさん、ありがとうございました!

劇場にも行かなかったし応援もしていなかったよというみなさん、そんなツレナイこと言わないで次回は是非劇場でお会いしましょう!

 

それから。

たくさんのお手紙、たくさんの差し入れ、たくさんのメッセージ、本当にありがとうございました。

すべて僕の血となり肉となり力になっています。

 

余談ですが……

現実的に「肉」というのは「筋肉」ではなく「贅肉」だったりします。

昨日も打ち上げ会場で原田樹里に脇腹をつかまれ「これ、なんですか?」と意地悪されました。

フフフ

どうやら彼女は気付いていないようです。

これが、みなさんと僕で進めてきた「桜木化計画」だということを。

 

 * * *

 

嬉しかったこと。

 

13年ぶりに『スキップ』が再演できたこと

(再演希望の声が多い作品だったのですよ)

 

霧矢大夢、そして深川麻衣という豪華な嫁さんを二人同時に持てたこと
(何度も言いますが日本で僕だけだと思います)

 

久しぶりに「語り手」をやったこと

(本当の役とは違う、説明する人のことです。これが恐ろしく難しいのです。役者泣かせです。だからたまにこれをやって腕を磨いておかなければすぐに錆びてしまうのです)

 

粟根まことさんの「演劇的職人気質」に久しぶりに触れられたこと

(僕の憧れている演劇人の一人です。本当にこの先輩の仕事ぶりには頭が下がります。ああなりたいと思ってます)

 

大滝真実が妖精だったこと

(ノーコメントです)

 

石森美咲が見事な昭和顔だと判明したこと

(ノーコメントです)

 

大林素子さんが臨時コーチで来てくれたこと

(なんでもダメ元で口にしてみるものですね。黙っていたら可能性はゼロですから)

 

故・キヤマ晃二さんの舞台美術に再び立てたこと

(キヤマさん、相変わらず飲んでますか?)

 

毎日満席で、オマケに千穐楽はスタンディングオベーションだったこと

(きっとまいまいがたくさんのお客さんを連れてきてくれたのでしょう。ありがたい話です)

 

まいまいのマネージャーさんに「達也汁に深川のことを書いてくださってありがとうございます!」とこちらが驚くほど感謝されたこと

(あんなに喜んでもらえるなんて嬉しい限りです。でも、この日記を読んでると脳みそが腐るので気をつけてくださいね)

 

初めて共演する俳優がたくさんいたこと

(この出会いが刺激的なのです。「絡む」ことが好きなのです。だから僕は生涯一人芝居をやりません)

 

桜木という役を、実年齢が近くなった今やれたこと

(13年前は背伸びしていた感覚です。今回は今の自分のまんまでやってみました。これは大きい違いです)

 

 *

 

辛かったこと。

 

高校生の格好をするとキャラメルボックスのメンバーが下むいて肩を震わせて笑っていたこと

(片っ端から殴ってやりましたが)

 

スキップのTシャツが貰えるというので白か黒か悩んでいたら「たつやさん、白はやめてくださいね」と女優陣全員から言われたこと

(……そんなにオレと白は不釣り合いなのか?)

 

桜木さんの格好をしていると、すれ違うときなどに「わっ!成井さんかと思った!」って本気でビックリされたこと

(少なくとも3人いました)

 

 * 

 

『スキップ』

みなさんにとってはどんな公演になりましたか?

みなさんの記憶の中に、何か一つでも残ってくれれば、こんな嬉しいことはありません。

 

ストーリーでも

言葉(セリフ)でも

俳優でも

美術でも

歌でも

笑いでも

 

 

また次の舞台に向かいます。

 

またお会いしましょう。

 

ありがとうございました。

 

 

 

では、また。