ども、イメージとずれている岡田達也です。
 
 
 
僕はよく人から「黒い」と言われる.
何がどう黒く見えるのかわからないが、とにかく黒いらしい。
 
僕は自分自身を「白いシャツが似合う白い男」だと思っている。
あまり鏡を見ないので、正確かどうか自信がないが、例えばこんな感じだ。
 
(ガクトファンのみなさん、許してください。冗談です)
 
 *
 
『鍵泥棒のメソッド』の初演のとき。
メインの3人がダブルキャストになっていて
畑中智行、阿部丈二、渡邊安理の3人がBlackキャスト
多田直人、岡田達也、岡内美喜子の3人がWhiteキャスト
だった。
 
以下、実話である。
 
予約を入れたお客さんが、数日後、変更の電話を事務所にかけてきた。
「あの~、阿部丈二さんの方を観たかったのですが、間違えてWhiteを取っちゃいました。だって達也さんが出てる方がBlackだと思ったから。逆だったんですね」
 
……このような内容の苦情が何件届いたことか。
 
噂では、
劇場まで来て本番を観て
「な、何故、岡田達也がwhiteキャストに出演しているんだ?阿部丈二さん、急遽降板したのか?」
と思った方までいたらしい。
 
しかし。
先頭の二人の名前を見てほしい。
畑中智行と多田直人。
この二人の顔色こそが「黒と白」なのだ!
僕のことなど関係ないのだ!
 
それなのに
あぁ、それなのに
 
「『鍵泥棒のメソッド』のキャストが混乱するのはすべて岡田達也のせい」
というクレームを付けられた僕は、毎晩泣きながら眠っていた。
 
時は来た。
やっときた。
汚名返上、名誉挽回のチャンスだ。
 
畑中智行と岡田達也
どこからどう見ても
逆さから読んでも
入れ替えたとしても
「黒い」。
紛うことなきBlackキャストだ。
 
安心して予約してほしい。
 
……え?
「Black」と「White」じゃない?
「オリジナル」と「新人抜擢ステージ」?
 
あ……
そうですか……
白と黒にこだわっても意味が無いんですか。
 
 * *
 
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では、また。