ども、仕事納めの岡田達也です。

 

 

 

『達也汁』

この、なんとも恥ずかしいタイトルの日記を書き続けてる。

「とても会社のPCでは開けない」とか

「電車の中でスマホを覗かれないようにしている」とか

「頼むからタイトルだけ変えてくれ」など

たくさんの苦情を頂戴しながら、それでも書いている。

 

生きていればいろんなことがある。

体調がすぐれない日も

身内に不幸が起こることも

自分自身がどうしようもなく落ち込んでしまうことも。

でもそれは、この日記を読んでる方には関係ない。

だから、どんなときでも、朝になったら、いつものようにバカな話を書き始める。

周りの人には笑っててほしいと思うから。

おかげで無理やり気持ちを切り替えることを覚えた。

 

いつもいつも、こんな文章を読んでくださってありがとうございます。

 

みなさんに楽しんでもらうために「どん底まで落ちていられない」ということで、自分自身が救われたこともたくさんあるんですよ。

奮い立たせてもらってるんですね。

みなさんは僕にとっての丹下段平でしょうか。

 

……え?

おやっさんはイヤですか?

そうですか。

残念です。

 

 * * *

 

さて。

今日が人前に出る仕事としては今年最後です。

 

一色洋平×須貝英

『劇的忘年団2016!』~演劇人大集合!年忘れトークライブ+α!~

http://monophonicorchestra.com/next

 

当日券などに関してはこちらのアカウントでツイッターをチェックしてみてください。

@gekiteki_bd2016

 

で、ですよ。

聞いてくださいよ。

ひどいんですよ。

6チーム用意されていて、それぞれいろんな役者が出演するんですが、他のチームはステキなリーディングが用意されているそうなんです。

だけど僕らのチームだけは面倒な奴らが集まってるということで、リーディングではなくエチュードになったらしんです。

 

……どういうことですか?

……なんなんですか?

 

で、ね。

エチュードって即興演技ですよ。

昨日、須貝くんからその設定が届いたんです。

これが、また、ひどい。

ひどくて面白いので、来られない人のためにも紹介します。

 

(ここから)

『県立矢名山高校演劇部』

 

○あらすじ
県立矢名山高校演劇部は過去に全国大会優勝経験もある古豪だが、ここ数年は賞レースから遠ざかっている。学校からのテコ入れもあり、歴代最強の俳優の名高い金剛坂が主将に就任、夏の大会の前哨戦とも言える春の定期公演に部員一丸となって熱意を傾けていた。上演作品はかつて全国制覇を成し遂げた脚本、『ハムレット前夜』。先王ハムレット(かの有名なハムレットの父親)が弟のクローディアスに毒殺されるまでを一時間で描ききった歴史大作である。その主役の座を巡って、個性的な生徒やOB、顧問の教師たちが熾烈を極める争奪戦を繰り広げる…!


・金剛坂登(こんごうざかのぼる)…伊藤今人
矢名山高校演劇部主将。三回生。責任感が強い。柔道三段。入部当時から主役を張る、名実共に矢名高のエース。春の定期公演では当然のように主役の座を狙っている。

 

・彼岸花佐喜雄(ひがんばなさきお)…塚越健一
矢名山高校演劇部副将。三回生。女形。金剛坂を深く尊敬し秘かに思いを寄せているが、性的には光峰に強く惹かれており、理性と欲望の間で常に逡巡している。普段は金剛坂の相手役に徹しているが、春の定期公演では主役の座をこっそり狙っている。

 

・光峰光世(みつみねこうせい)…関根翔太
矢名山高校演劇部書記。一回生。次期エースとの呼び声も高い。鼻っ柱が強く、よく金剛坂と衝突してしまうが、彼の実力は誰よりも認めている。光峰グループの御曹司で、姉の芳花(よしか)は茶道表千家光峰流の乱飾(みだれかざり。許状の一種で、女性の最高位)である。
狂言回しのような役が多いが、春の定期公演では虎視眈々と主役の座を狙っている。

 

・蒲生高輪駿馬(がもうたかなわしゅんめ)…森下亮
矢名山高校演劇部OB。現・光峰鉄鋼渉外部部長補佐。芳花のフィアンセ。プライドが高く、目的のためならば手段を選ばない。光峰グループのトップに登り詰めるという野望を抱いており、光世を疎ましく思っている。
既に引退した身ではあるが、春の定期公演では当然のように主役の座を狙っている。

 

・萌山真之丞(もえやましんのじょう)…吉田メタル
私立乙女が丘高校演劇部の絶対的エース。乙女が丘高校は全国大会の春夏連覇を成し遂げた超強豪校である。権力争いに破れ、矢名山高校への転校を余儀なくされた。脚本の盗作をでっち上げられた経緯があったため、異常に疑り深く、盗作という言葉に過剰に反応する。ドイツ留学時代に蒲生高輪と同じホストファミリーの元に身を寄せていた。外郎売りを四十七秒で言い切ることができる。
金剛坂に真っ向から対抗し、春の定期公演では堂々と主役の座を狙っている。

 

・的場謙一郎(まとばけんいちろう)…岡田達也
矢名山高校演劇部顧問。演劇部のOBでもあり、蒲生高輪の二つ上の先輩だった。担当教科は化学、物理、地学。学生時代、すんでのところで全国大会出場を逃しており、その原因は台詞の息継ぎの場所を間違えてしまったためだと今でも自分を責め続けている。
血の繋がらない四歳のネパール人の娘を育てている。借家住まいで、隣の家には美人三姉妹が住んでいる。
あの頃の自分を葬り去るために、春の定期公演では陰ながら主役の座を狙っている。

 

・ハリー・ペンドルトン・Jr(ジュニア).…一色洋平
矢名山高校演劇部会計。二回生。交換留学生のイギリス人。八か国語を自在に操る。シェイクスピアを敬愛しており、日本で上演されるシェイクスピア劇は全て猿真似の偽物であると豪語する。父は石油王で、北海沿岸に巨大な油田掘削施設を所有している。
ハムレットをやるならもちろん自分が主役であると宣言し、孤立主義を貫きながらも主役の座を狙っている。

(ここまで)

 

……これ、エチュードですか?

台本を書いて芝居にしたほうがいいんじゃないですか?

てか、登場人物の名前が覚えられないんですけど……

 

ねぇ、須貝くん

ねぇ、英ちゃん

 

さあ、行ってこよう。

 

 

 

では、また。