ども、厚めを目指す岡田達也です。
みなさん、パスワード保存に関するいろんなお知恵をありがとうございました。
ワッハッハ
苦しんでいるのは僕だけじゃないようで。
一人じゃないってステキなことですね。
オマケの話ですが
僕のメインバンクである三井住友銀行から事あるごとに
「暗証番号が長らく変更されていません。防犯のためにも定期的な変更をお願いします」
なんて表示されますが、とんでもない。
100%で断言します。
そんな恐ろしいことしたら暗証番号がわからなくなります。
間違いなくお金が下ろせなくなります。
そしたら僕が後輩をカツアゲすることになります。
それも一人や二人じゃありません。
……ね?
三井住友銀行さん
逆効果でしょ?
防犯どころか犯罪を誘発する結果になるんですよ。
以上のような理由で僕は暗証番号を変えません。
岡田家に伝わる秘伝の番号を使い続けます。
あしからず。
* * *
『嫌われ松子の一生』
劇中で女性を演じている話は書いた。
若月佑美のお父上には本物の女性に見えたそうなので我ながら上出来だと思うのだが……
完璧と呼ぶにはあと一点足りていない。
実は女性になるときがとんでもない早替えで、5人掛かりで仕上げてもらっている。
カツラ、衣装に関してはスタッフさんにおまかせだ。
ただし、口紅に関しては自分で塗ってる。
それが一番早いから。
なんだけど……
こいつが非常に難しい。
僕の理想は石原さとみちゃんの唇だ。
あの、ぽってりとした、厚めの、セクシーな唇。
いい、実にいい。
乃木坂を目当てに来場した男性客のハートを鷲掴みにするためにはあの唇が必要だ。
だからあそこを目指して塗りたいのだが、時間にして5秒ほどの間に美しく塗るのは至難の業なのだ。
元々、顔色も悪く
(飲みすぎて肝臓が悪いわけではない)
オマケに唇の色も悪く
(プールで泳ぎすぎた小学生ではない)
境目がどこだかわからない顔をしている上に
暗い暗いバックヤードでペンライトを頼りに塗らなくてはならないという悪条件。
厚めを目指して塗っていると、
必ず、
石原さとみちゃんではなく、オバケのQ太郎に仕上がる。
……
……
残りは7ステージ。
僕は千穐楽までに石原さとみちゃんになれるのだろうか?
あの唇さえ手に入ったら若にも玲香にも負けないはずだ。
フフフッ
小娘共よ、オレが大人の色気を教えてやるぞ。
待っていろよ。
では、また。