ども、大リーグボール5号の完成を目指す岡田達也です。
昨日、家に帰ってテレビを付けたらとあるスポーツ番組が流れた。
その中でソフトバンクホークスの松坂大輔投手の密着取材があった。
彼はメジャーから戻ってきてホークスに入団したのだが、右肩の故障でメスを入れ、現在一軍を目指してリハビリ中だ。
その様子のドキュメントだったのだが……
インタビューで以下のようなことを言っていた。
「やっぱり僕はストレート主体で勝負できるピッチャーでありたい。昔と同じような球は投げられないかもしれないけど、その使い方を変えるというか。あくまでも真っ直ぐを磨いていたい」
完全に正確ではないけれどそのような内容だった。
う~ん
なるほど
やはりスポーツ選手は体力の衰えとともに、自分の思うプレイができなくなるようだ。
それに抗いながら、トレーニングを繰り返し、プレイの質を変化させる。
そうしなければ生き残れない。
大変な世界だ。
一方で。
俳優は体力が衰えようがプレイできる。
そりゃ、若いときほど早くはしゃべれないし、パキパキ動けない。
だけど
「使い方を変える」ことと「磨くこと」とは何歳になっても目指せるんじゃないか?
これはある意味、とても都合の良い考えだとも思う。
だけど、それくらいの自己暗示をかけなければ、この商売はやっていけないとも思う。
はっ!
しまった!
そんなことを書いておきながら……
そもそも
ストレートを持っていなければ使い方を変えられないじゃないか!
真っ直ぐを持っていなければ磨きようがないじゃないか!
う~ん
う~ん
僕のストレートってどんな芝居なんだ?
僕の投げられる球種はいくつあるんだ?
無理やり野球と比較する必要もないんだけど、そんなことを考えた。
まぁ、どんなしょうもないことでも、芝居について考えることは悪いこっちゃないか。
* *
夏場まではぶっちぎりで優勝すると思っていた我がホークスがどういうわけかピンチに立たされている。
こうなったら松坂くんより先に、僕が一軍のマウンドに立ってやるとするか。
工藤監督、呼んでくれないかな。
今、肩も仕上がってるんだけどな。
ただし、ストレートの球速は70kmくらいだけど……
では、また。