ども、『TTR48』の岡田達也です。
何度も書くけど『TTR48』って『鳥取48歳』ってことです。
……けっこう気に入ってます。
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『嫌われ松子の一生』
稽古が着々と進んでいる。
と言っても、実はそんなに時間的な余裕が無い。
まったく違うとまではいかないが、赤と黒、2バージョンを作らなければならないのだから、実質1,5本ぶんくらいの労力は必要だ。
ここで悩む。
一からすべてを模索し、丁寧に作りたいとも思う。
しかし現実的なことを考えれば、ある程度の決め打ちをして側を作り、中身を埋めていかなければ間に合わないだろうな
……と、経験上感じる。
芝居作りなんて、どれだけ時間があっても足りないものなのだ。
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座長の二人も必死にセリフを覚え、段取りを頭に叩き込んでいる最中。
僕はあまり詳しくないので申し訳ないが、その姿勢に「さすがに現役のトップアイドルなんだなぁ」と感心する。
そもそも僕が22歳のときは“世の中に迷惑ばかりかけている存在”だったので、彼女たちのように“すでに多くの人に必要とされている”というのはとても羨ましい。
今回の芝居を経験して、さらにその存在感に磨きをかけてほしいと思う。
とは言っても二人とも22歳の女の子だ。
昨日、話していて「可愛らしいな」と思ったエピソードを。
……いや、待てよ。
そんなこと書いて大丈夫なんだろうか?
「何も知らねぇじじぃが語ってんじゃねーよ!」とかって、熱烈なファンの方に嫌われたりするのだろうか?
それとも「ウチのメンバーのイメージを壊しましたね?」とか言われて、乃木坂の事務所の偉い方に干されてしまうのだろうか?
ま、いいか。
この公演が終わって、僕の名前を聞かなくなったら何かあったんだと思っておいてください。
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乃木坂46はアイドルだけあって、太ることは厳禁らしい。
ちょっと太りかけるとマネージャーさんなどから釘を刺されるそうだ。
そうすると差し入れのお菓子にも手を伸ばせなくなるらしい。
だが……
若月佑美ちゃんは甘いモノが好きらしく。
昨日など冷たい『ミルクココア』を飲みながら『キットカット』を食べていた。
おいおい
どんだけチョコチョコしてるんだよ?
見てるだけで口の中が甘くなるぞ
「甘いモノ大好きなんです」
さらに夕食休憩のときはプリンを買って食べていた。
しかもプリンだけ、なのだ。
「どうしても甘いモノが食べたいから、ごはん類を控えて太らないようにしてバランスを取ってるんです(笑)」
おい!
聞いたか、小多田直樹!
俺たちのように“酔っ払ったら真夜中だろうがなんだろうが炭水化物祭りを始めるダメな大人”とは違うんだよ!
でも舞台は絶対的にエネルギーが必要。
だから多少なりとも炭水化物を摂取しなさいと言っておいた。
……でも、きっとガマンするんだろうなぁ
*
「桜井さんは何て呼ばれてるの?」
「玲香かキャプテンです」
「へ~、キャプテンなんだ。アレだけの人数をまとめるの大変でしょう?」
「いえ、私、何もしないから……」
「……は?」
「何もしないキャプテンなんです」
「……ん?」
「みんな自分でやってくれるんです(笑)」
「……じゃ、あなたは何をやってるの?」
「だから、何もしてないんです(笑)」
「……ひょっとして、どちらかというと」
「そうです!みんなに引っ張ってもらうタイプです(笑)」
「ダメじゃねーか!」
「そうなんですよ~(笑)」
「なんでキャプテンやってるの?」
「なんか、みんなにやれって言われて、気がついたらなってました(笑)」
……フワッフワだな、このキャップ
*
甘いモノが好きだったり、ダメなキャプテンだったり……
そんな素顔は可愛らしい座長たちだけど、舞台上ではいっぱい汚れてほしい。
きっとそれがこの作品の大きな魅力に繋がるはずだから。
さ~て、今日も稽古してきます。
では、また。